団体名とロゴに込めた想い

 
 

 私たちの手元には、過去から手渡されたさまざまなPIECE(かけら)があり、そして今の時代を共にする人たちと共有する痛み、願い、風景といったさまざまなPIECEがあり、願う未来への「PIECE」があります。
PIECEとPIECEは、影響し合い、重なり合い、今を育み、未来を紡ぎ織りなしています。

私たちの団体名「PIECES」は、「すでに私たちの手元に、願う未来のかけらがある」「この世界を共にするどんな存在も大切にしあい、大切にされあう平和へのプロセスは、私たちの手元から紡がれる」という意味をこめてつけられました。

一見パズルのピースのように見えるロゴは、実は違う線と線の重なりと、その線がさまざまなところで紡がれ広がっていくことを表しています。
あえて枠を作らず、線がはみ出てこのまま続いていくようなイメージを形にしました。

そこには「私たちはどんな社会に暮らしたいのか、子どもたちに、次の時代に何をバトンしていくのか」という、答えがなく人が生きていく限り続いていくであろう問いが、それぞれの手元から紡がれ続けるという想いがこめられています。

時代も社会も変化します。どんな変化を後押しし、どんな方向を願うのか、試行錯誤しながらお互いに問い、社会に起きていることを見つめ、受け取り、手元から働きかけていく。
そのプロセスが、私たちの暮らしに、世界を共にするあの人に、子どもたちの暮らしに、次の時代に影響を与えている。

そのことを忘れずに大切にしながら、市民性を耕しひろげていく。
市民性に満ち、それぞれが共に生きるあり方を大切にしているその社会はきっと、「子どもが子どもでいられる」「自分が自分でいられる」「その人がその人でいられる」ことが脅かされず、安全に誰もが尊厳あるその人としていられる社会なのだと信じています。

 
 

子どもが孤立しない社会を一緒につくってください。

PIECESの活動を継続し、子どもが孤立しない社会を目指すためには
皆さまの力が必要です。
ぜひ寄付で活動を応援して下さい。