今、子どもたちの孤立を防ぐための取り組みが急務となっています。
「しんどい気持ちを抱える子どもが減ればいいな」
「子どもたちのために、私にも何かできないだろうか」
そんなふうに思っている人もいるのではないでしょうか。
この瞬間も、安全な頼り先がない中で頑張っている子どもが私たちの周りにいるかもしれません。「生きづらく、困難な状況にいる子どもたち」は、どうしてそのような状況になってしまうのでしょうか。
代表の小澤は、児童精神科医として、さまざまな子どもたちに出会ってきました。
明日どころか、1分先のこともわからない。
そんな環境下で生きている子どもたちが、私たちのすぐ隣にいるという現実を「仕方ない」では終わらせたくない。
そんな想いから、医療などの専門機関や行政機関のみで対応するのではなく、孤立が深刻化する前に、子どもたちの生きる地域に「信頼できる市民」を増やすためPIECESを立ち上げ、活動を行なってきました。
PIECESでは、子どもも大人も尊厳が大切にされる社会の土壌をつくるために「啓発活動(Cultivate Citizenship)」を展開しています。また、子どもたちが孤立する前に日常の大人たちが「信頼できる他者」として出会い、寄り添う関わりを育む、「市民性を醸成するプログラムCitizenship for Children (CforC)」を実施しています。
当日はPIECESの活動内容をはじめ、CforCで伝えているエッセンスに触れる時間を予定しています。
<こんな人におすすめ>
・「子どもの孤立」という問題に関心のある方
・子どもを取り巻く問題について知りたい方
・子どもたちのために自分に何ができるか考えてみたい方
・PIECESの活動を詳しく知りたい方
・PIECESが主催する市民性醸成プログラムCitizenship for Children に興味があり、直接話を聞いてみたい方
オンライン開催ですので、全国どこからでもご参加頂けます。PIECESスタッフ一同、みなさんのご参加をお待ちしております!
【説明会開催概要】
■日時:2023年10月13日(金)20:00-21:00
■会場:オンライン配信(ZOOMを使用します)
■参加費:無料、寄付付きチケット
■申込:https://231013-pieces.peatix.com/
■主催:認定NPO法人PIECES
■お問い合わせ:event@pieces.tokyo
<スピーカー紹介>
■斎 典道<事務局長のブログはこちら>
認定NPO法人PIECES 理事・事務局長/ソーシャルワーカー
大学在学中より国内外の社会的養護、地域子育て支援の現場でフィールドワークを実施。2012年には北欧の社会福祉を学ぶためデンマークに1年間滞在。国民の日常に溢れる、文化としてのウェルビーイングの価値に深い感銘を受ける。日本福祉大学大学院在学中に児童精神科医の小澤と出会い、PIECES設立に参画。現在は、事務局長として、事業・組織の両側面から事業運営に携わる。2015年~2019年まで、都内でスクールソーシャルワーカーを兼務。子ども・子育て家庭の教育福祉問題に対するシステミックな変革を、ソーシャルワーカーという立場から追求する。