「違いが格差を生むのではなく、豊かさを生む社会へ」
移民の若者が未来を切り開く力を発掘し育成する一般社団法人kuriya代表 海老原周子さんをゲストに迎え、「人と人との間に優しさが生まれる生態系をつくる」ために市民支援者の育成をするPIECES代表 小澤いぶきとともに、2団体の活動説明とクロストークを開催します。
近年増え続ける在留外国人。外国人材の受け入れが始まるなど、外国ルーツの子ども達を取り巻く問題はメディアでも大きく取り上げられ、多くの人が関心を寄せています。
非営利の活動現場でも多くの変化が起こっています。学習支援の活動現場に、外国にルーツを持つ子どもの参加が増え日本語教育のニーズが高まっていたり、子ども食堂でも、様々な宗教や多文化へのまなざしが必要になってきたり。
言語の壁がある・文化が違う・不自由といった理由だけで移民の子どもたちが持つポテンシャルを活かせなかったり、孤立してしまっている現状があります。そんな社会をいかに優しさに溢れるものにできるのだろうか。
そんな想いから、トークイベントとして「違いが格差を生むのではなく、豊かさを生む社会へ」をテーマに開催することにしました。移民の子どもたちの暮らしに関心がある。困難な状況になってしまった子どもたちにできることはないか考えているといった方々が、共に考えアクションをスタートするきっかけになれば幸いです。
みなさんと一緒に、子どもたちを含む多文化共生の社会に向けてできることを考えていきたいと思います。
ぜひ、ご参加ください。
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■日時:2020年2月3日(月)開場19:10/開始19:30~21:00終了
■会場:文京区本郷3丁目40-10 三翔ビル本郷4F
小野田高砂法律事務所内 social hive HONGO
(本郷3丁目駅から徒歩4分)
※ビルの案内板には、小野田高砂法律事務所と記載されています。
■参加費:1,000円
■定員:30名程度
■申込み:Peatixサイトよりお手続きください。
https://200203-kuriya.peatix.com/
■主催:NPO法人PIECES http://www.pieces.tokyo/
■お問合せ:event@pieces.tokyo
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■スピーカー
海老原 周子(Shuko Ebihara)氏
一般社団法人 kuriya 代表理事/認定法人カタリバ・パートナー
ペルー、イギリス、日本で育つ。慶應義塾大学卒業後、(独)国際交流基金・IOM国際移住機関で務める。2009年より、移民の高校生を対象にキャリア教育やアートプロジェクトなど行う。これまで100回ワークショップを実施し、300人の移民の若者達と接してきた。2016年EU主催「Global Cultural Leadership Programme」日本代表。 2019年より文部科学省 日本語指導アドバイザーを務める。
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小澤 いぶき (Ibuki Ozawa)
認定NPO法人PIECES 代表理事/ Co-Founder
東京大学医学系研究科 客員研究員/児童精神科医
精神科医を経て、児童精神科医として複数の病院で勤務。 トラウマ臨床、虐待臨床、発達障害臨床を専門として臨床に携わり、多数の自治体のアドバイザーを務める。さいた ま市の子育てインクルーシブモデル立ち上げ・プログラム 開発に参画。
2016年、ボストンのFish Family Foundationのプログラムの4名に推薦されリー ダーシップ研修を受講。2017年3月、世界各国のリーダーが集まるザルツブルグカンファレンスに招待、子ども のウェルビーイング達成に向けたザルツブルグステイトメント作成に参画。