出張!!好きなことを通じて多様な大人と出会える「クリエィティブガレージ」。

PIECESの活動の一つ、「クリエィティブガレージ」の出張開催の様子を2回続けてお届けします。


「クリエィティブガレージとは?」
子ども達の好きなことを通じて多様な大人と出会える居場所です。
いつもは居酒屋チェーンの養老乃瀧オフィススペースで開催していますが、豊島区の中高生センター  ジャンプ東池袋という中高生向けの児童館を利用している中学生の「ゲームを作ってみたい」という声がきっかけとなり、この日はジャンプで出張開催となりました。

《まずは、2018113日の開催の様子です》
今回はゲーム制作の専門の方をお招きして、子ども達が実際にゲーム制作を体験しました。

「プレイだけでなくゲーム制作にも興味を持つきっかけになれば」という思いが込められたこのイベントで、子どもたちは自分の頭の中にイメージするゲームを実際につくるために、専門の方のお話を熱心に聞いていました。そして、完成後は実際に自分の作ったゲームで遊んでいました!

日常でなかなか体験できないゲーム制作に、底知れない集中力で没頭し、自分の作ったゲームを試している子ども達は、一生懸命に活動していて輝いているように見えました。

実際に体験した子どもから、

 「面白かった。特に、ゲームの会社の人に会って、何を作っているかがわかった。次回も参加したい。」

という声も聞くことができました。

出張クリエイティブガレージ.jpg

 

続けて、2月25日(日)の開催の様子です。

当日はゲーム会社の方のサポートのもと、2人の中学生がパソコンを使ってゲームを作っていました。11時から17時まで、真剣な面持ちで黙々と作業していましたが、コントローラーを繋げて画面の動きをチェックしている時には笑顔も見られました。

クリエィティブガレージではこれまでに、ゲーム製作以外にもハンコ作りや書道など、子どもと大人が様々な活動を共にしています。
もともと「ゲーム作りをしてみたい」という子の声から始まったクリエィティブガレージ。
ゲーム作り以外にも興味を持ち始め、色々トライしていく中で自分の興味を広げ、そして世代をこえた多様な大人と関わっていく。
そんな自然な繋がりが出来るのもクリエィティブガレージの魅力の一つです。

PIECESと関わりのある子ども達の「好きな事」「やりたい事」が経験出来るクリエィティブガレージですが、こうしたニーズはPIECESのコミニティユースワーカーが日頃から子ども達と時間を共にし、丁寧に関係を作って行っているからこそキャッチ出来ます。

今後はアクセサリー作りやネイルに興味を持つ子ども達にも、体験の機会を作っていく予定です。

子ども達がクリエィティブガレージで多様な大人と出会い、そして色々な経験を通して進路や就職の選択肢を広げていく。
そんな場になれる様、クリエィティブガレージも子ども達と共に成長して行きたいと思っています。

今回のイベントのように、NPO法人PIECESは、子ども達の興味・関心に寄り添い、共に楽しみを共有しあえる活動をしていきたいと思っています。みなさまのご協力があってこそこのような活動ができていますので、今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。


PIECESの活動を応援する

1日33円~で継続的にご寄付をいただく「サポーター」を募集しています。子どもをひとりぼっちにしない仕組みづくりのために、ぜひごサポーターになってください。
◆サポーター登録はこちら
◆最新情報を不定期でお届けするメールマガジンへの登録はこちら
SNSのフォローや記事の拡散なども大歓迎です。


writer

ひな.jpg

インターン生 光成雛乃
お茶の水女子大学 生活科学部 人間生活学科 発達臨床心理学講座4年 
広島県出身でお好み焼きが大好き。中学生の時新体操部に所属していたため、いまだに体が柔らかい。PIECESでは、実際に現場に行って子どもと関わり、広報ではインターン生としてライターをしている。

ozawa.jpg

広報ボランティア  小澤 麻紀
若者向け就労支援機関の相談員として勤務。コミニティーユースワーカーの活動に興味を持ち、昨年よりPIECES広報ボランティアとして各現場を訪問・取材をしている。趣味は、神宮球場でビールを飲みながら野球観戦をする事。