Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs の助成対象事業に選ばれました

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PIECESが「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」の助成対象事業に選ばれました。

「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」は、世界的な社会課題である「貧困の解消」に向けて取り組むNPO/NGOが持続発展的に社会変革に取り組めるよう、その組織基盤強化に助成するパナソニック株式会社さまのファンドです。

日本国内の貧困の解消、または貧困と関連のある問題の解消に向けて取り組むNPOの組織基盤強化を応援する「国内助成」で、新規助成としてPIECESの「組織の成長フェーズの変化に伴う、事業と組織の基盤強化に向けたアクションプラン策定プロジェクト」を採択いただきました。

▼国内助成概要
https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/npo_summary/kokunai_josei.html#selection

▼選考総評
https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/npo_summary/kokunai_josei/result2019/souhyou.html

▼国内助成 2019年募集事業 助成団体概要https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/npo_summary/kokunai_josei/result2019/gaiyou.html


【推薦理由】
PIECESは、設立から5年足らずの団体だが、子どもたちが自分と他者への信頼感と尊厳をもって、孤立することなく生きられる社会の実現を目指し、子どもと社会との接点に働き掛けることを通じて、子どもの周りに信頼できる他者との関係性が育まれるための仕組みづくりに取り組んでいる。

「孤立した子どもたちと関わる市民育成事業」は、子ども支援に関心のある市民を対象に、半年にわたる実践や研修を行い、各人がそれぞれに子どもたちのための新しい取り組みや活動を始めることをゴールとしている。2018年度までは東京都で4期にわたり50人を養成し、2019年度からは全国展開に向けて茨城県でプログラムを開始した。今後は関西や中部地方でも実施を予定している。

一方で、本団体は創業フェーズからスケールフェーズに移行していく中で、理事の変更やメンバーの増員など組織体制が変化している。更にスピード感を持って経営を推進するためには、創業メンバーの暗黙知に基づく経営を改め、中長期計画や事業戦略の策定、意志決定基準の言語化などが求められている。

助成1年目は組織診断を行い、組織の課題と個人の課題の双方を把握する。また、組織で活動する際の行動指針(クレド)を策定し、2年目以降に予定する中長期計画の策定とその運用に関する制度設計のための準備を行う。
孤立している子どもへの支援には、アウトリーチによる支援が重要である。組織診断や組織基盤強化によって、こうした人材の育成が拡がり、本団体がさらに大きく進化することを期待したい。


いただいた機会と期待にお応えできるよう、事業をすすめて参りたいと思います。