アーティスト・菅野創(かんのそう)が開発した群ロボット《Lasermice(レーザーマイス)》と子ども研究員たちとのコラボレーションによる遠隔ワークショップを開催!
《Lasermice》は、ホタルなど群生する生物に見られる「同期現象」に着想を得た、群ロボットのインスタレーション作品。ロボットは赤と緑2種のレーザー光を出し、別のロボットがその光に反応すると、床をたたいたり、鈴を鳴らして音をかなでます。その様子はロボットがアンサンブル(演奏)をしているようにも見えるでしょう。今年3月には、2人の音楽家と120台のLasermiceとの音楽ライブセッションが開催されました。https://www.facebook.com/events/516375059275719/
今回は、外出自粛を余儀なくされる中、子どもたちを研究パートナーに迎え、遠隔ワークショップを開催。子どもたちは、送られてきたLasermiceの毛皮を自作し、自分のLasermiceを作成。本イベントでは、そのオリジナルLasermiceたちがロボットの群れに戻り、ライブセッションに参加します。
まるで生き物の集合のように見えてくるLasermiceたち。お互いどんな場所にいても、生命の“気配“を感じるひとときをお楽しみください。
◎概要
日時:5月2日(土)13:00〜14:00
配信:YouTube LIVEより配信予定(後日URLを告知いたします)
主催:認定NPO法人PIECES、一般社団法人Whole Universe
〈Lasermice研究所 実行委員〉
菅野創(アーティスト)
小澤いぶき(児童精神科医/認定NPO法人PIECES)
塚田有那(キュレーター/一般社団法人Whole Universe)
坂本麻人(映像監督/一般社団法人Whole Universe)
藤田奈津子認定NPO法人PIECES)
吉岡純希(看護師/デザインエンジニア)
村上綾野
〈子ども研究員〉
5名の子ども研究員
〈研究員パートナー〉
桂大介
Miwako Dias
◎《Lasermice(レーザーマイス)》とは?
この世界には、たくさんの生きものが「群れ」で暮らしています。イワシやムクドリなどは、絵本の『スイミー』のように大きなカタマリのようになって集団で行動します。また、ホタルなどが一斉に光を放つこともあります。こうした生きものたちは、リーダーが指示を出すでもなくお互い同士が反応しあうことで、ふしぎと同じようなふるまいをするのです。
Lasermiceは、そんな生きもののはたらきをマネしてつくられた120台のロボットです。レーザーから光を出し、別のロボットがその光に反応して、床をたたいたり、鈴を鳴らして音をかなでます。その様子はロボットがアンサンブル(演奏)をしているようにも見えるでしょう。おうちに届いたLasermiceは、今回稼働する60台ロボットの「群れ」のひとつとなって、アンサンブルに参加します。
*本企画では、物品の郵送に関する感染予防のガイドマニュアルを配布し、充分な対策に配慮しています。本件へのお問い合わせは info@wholeuniverse.linkまでお願いいたします。
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