Citizenship for Children プログラム 水戸地域での成果報告書が完成しました!

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Citizenship for Childrenプログラムの初の地方展開が無事終了し、水戸地域での成果報告書が完成しましたので、ぜひご一読いただけましたら嬉しいです。

報告書ではCforCプログラムの評価、参加者に与えた影響をアンケートとインタビュー調査を通して考察しています。プログラム評価においては、多様性とそこから生まれる対話の中に新たな気づきが溢れていたこと、またその対話の基礎となる関係を構築することができた点にプログラムを評価する声が集まりました。改善点としてはその関係構築をより深く、早い段階で行うことに更なる改善が見込めることが示唆され、これは今後の課題といえます。

そうした学びを通じて、自己意識や市民性の獲得、及びそこから生まれたプロジェクトが具体的な成果として短期的にも見え始めた。専門的な知見がないから関わらない、といった態度ではなく、自身と他者の価値観を丁寧に理解し、様々な人と協力しながら自分なりのやり方で「優しい間」を紡いでいこうとする姿勢がこのプログラムを通じて確かに、小さいながらも生み出されたと言えます。

今年2020年には、さらに複数の地域でのプログラム実施も予定しています。現在オンラインでの開催を想定し、準備を進めているところです。
みなさまからいただいたあたたかいご支援・応援によって実現した育成プログラムの他地域展開。一つ一つの取組を大切にしながら、これからもたくさんの「優しい間」を広げていきたいと思っています。

この、水戸でのプログラムは、2019年4月・5月に実施したA-portでのクラウドファンディングのご支援を元に実施することができました。

この場を借りて再度、ご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
これからもPIECES、そしてCitizenship for Childrenの全国展開に向けて共に歩みを進めていけたら嬉しいです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

● Special Thanks ●

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報告書の作成を担当した、PIECESプロボノの大野友です。

CforCプログラムを企画運営した人、参加した人、支えた人それぞれの声が集まり、2019年度プログラムの報告書が完成しました。プログラムの目的、実施内容、参加者の変化と周囲への影響を分析した成果報告がまとめられています。CforCプログラムを通じて、各地に優しい間を届ける種がまかれた様子、またその種から芽が出始めている様子をぜひご覧頂けたらと思います。

最後になりますが、この報告書の作成にご協力いただいた各関係者の皆様に、深く御礼を申しあげます。ありがとうございました。

大野友
慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科博士課程1年