PIECESから贈る15の「問い」を通じて自分や他者、未来に想いを馳せ、より良い社会を目指すきっかけをつくる #問いを贈ろうキャンペーン。12月2日から12月20日までの3週間、多くの方にご参加いただき、本当にありがとうございました。
異なる私たち一人ひとりが大切にされている、そんな社会は誰かがつくる確固たる正解ではなく、ふと感じる違和感や、私たちが受け取る願いや問いから、始まっていく。
そんな想いからキャンペーンを開始し、今年で4年目となりました。
「問い」を通じて自分や他者、未来に想いを馳せる、その想像力の先に、誰もが大切にされる社会があると、私たちは信じています。
今年のキャンペーンは終了となりますが、これからも日々の暮らしの中で感じる「問い」を大切にしていけたらと思います。
問いの広がり
「問い」に対するアクション(いいねやリポスト、コメントなど)の数で、自分や社会、未来に対する関心の広がりを測りました。
参加者からのお返事
いいねやリポストで他の人に問いを贈るほか、たくさんの方が問いへのお返事を投稿してくれました!
みなさんの多様なお返事から、私たちもたくさんの気づきや、新たな視点を得ることができました。
参加者の声
・心の中のことに合う言葉を探す時間をいただけました
・普段モヤモヤの感情で収めてしまうものをしっかり言語化する機会だった
・自分の願いを知りたいなーと思っていたところにとても良い機会をいただきました!「日常を愛する」という願いにたどりついたところです(^^)
・日頃考えることのないような問いの答えを考えることで、自分の中にある願いや思いに気付くことが出来ました。自分との対話をする貴重な体験となりました。夏休み期間に子どもバージョンがあったら、子どもと一緒にやってみたいです。
・自分と世界社会をみつめなおす、問題もいいところもわかる機会・体験。当たり前は当たり前じゃないことなどもわかったりしました。
・自分と向き合い、他者とも向き合いながら一緒に前を向く時間になりました。
PIECESが贈った 15の「問い」
「問い」は、PIECESが全国で展開している市民性醸成プログラム「Citizenship for Children」で長年培ってきた問いかけやリフレクションのエッセンスを凝縮させたものです。
今年は「自分をみつめる」を起点に、「他者」や「未来」に思いを馳せる問いをご用意しました。
自分の中にある「願い」や「価値観」をみつめ、うけとめる。
慌ただしい日々の中で、「自分をみつめる」ことは簡単なことではないかもしれません。
ついしまってしまう自分の感情やその奥にあるたくさんの願い。
未来は、今を生きる私たちの願いや行動から紡がれていきます。
尊厳ある一人の人として、自分に純粋な関心を向けることは、自分も他者も大切にされる社会への一歩になると、私たちは思っています。
PIECESが贈る15の問いが、自分自身と対話するきっかけになっていたら幸いです。
すべての「問い」はこちらからご覧いただけます。
著名人からの「問い」のお返事
さまざまな分野で活躍する【19名】の方々から、問いのお返事をいただきました。ご賛同いただいき、お返事をくださったみなさま、本当にありがとうございました。
「問いを贈ろう」に込めた想い
私たちが生きる社会には「正解」がないからこそ、問いを持つこと、問い続けることが大切です。
そして自分や他者の「願い」をみつめたり、社会をさまざまな視点でみつめたり、地域や社会で起きていることを自分につなげて考えたりするためには、リフレクティブな姿勢が必要だと私たちは思っています。
問いを通じて、自分自身と対話をする。自分の中にある「願い」や「価値観」「大切にしたいこと」に出会い、社会の中で「自分はどうあるか」を考えるきっかけをつくりたい。そんな想いから、今年も問いを贈ろうキャンペーンをお届けしました。
未来は、今を生きる私たちの「願い」や「行動」から紡がれていきます。「私たちはどんな社会に暮らしたいのか、子どもたちに、次の時代に何をバトンしていくのか」、そんな風に「問い」を持ち続けること、向き合い続けること、そして一人ひとりが願う社会を、これからも皆さんと共に育んでいきたいと思っています。
そんな想いも込めて・・・・
今年は、15の問いのあとにもう一つ「問い」を贈らせていただきました。
いま、みなさんの中にはどんな「問い」が浮かびあがっていますか。
だれと、どんな「問い」について考えてみたいですか。
頭に浮かんだ人と共に生きる明日が、その先の安全な未来につながっていくのかもしれません。
これからもみなさんと共に、「問い」を贈りあっていけたら嬉しいです。
「問いを贈る」、それは自分や他者に関心を持ち、
「本当の願い」を見つめ合う大切な営みです。
自分を想い、あの人を想う。
誰かの心に、そっと問いかける。
あなたの中に浮かび上がるささやかな「問い」は、
あなたの、そして誰かの心地よい暮らしに繋がっているかもしれません。
参加者からのお返事
Special Thanks:デザインで、つなげる、変える。サイ株式会社 | Sai company / まえじまふみえ