研修レポート|【ピジョンランド府中さま】子どもの権利に関する研修

ピジョンランド府中さまにて、子どもの権利に関する研修を実施しました

ピジョンハーツ株式会社さまが運営する保育園「ピジョンランド府中」にて、子どもの権利に関する研修を実施しました。
ピジョンランド府中では時代に合わせた保育の向上を目指して、毎年職員研修に取り組まれているそうです。その中でも今年は「子どもの人権」について、1年間かけて職員で学びを深めていると伺いました。その一環として、今回は「子どもの権利」についてPIECESの職員からピジョンランド府中で勤務される職員さんに向けて、お話をさせていただきました。

「子どもの権利条約とは」といった歴史や概要のお話から、実際に暮らしや保育の中で子どもの権利を尊重するとはどういうことか、具体的な事例をもとに共に考えを深めました。また「子どもの権利」の視点だけではなく、子どもや関わる大人の行動の背景にある「願い」に目を向けることの大切さにも触れ、子どもたちとの日々の関わりを立ち止まって見つめ直す時間をともに過ごさせていただきました。

参加者の声

・「子どもの権利」のメガネで見てみると、大人が子どもの権利を侵害しているかもしれない。という話しを聞き、考えさせられました。

・子どもの権利を大切にすることも大切だが、大人も大切にしないといけないと言っていたのが、印象的でした。自分を大切にすることにもつながってくる「子どもの権利」。子どもを一人の人として見つめ、子どもの声を聞く。時間に追われてしまう大人も、もっと子どもの声を聞いて保育をしたいと思いました

・普段保育の中で、子どもの権利を尊重するのは難しいこともあると思っていたが、子どもの言うことを全部聞く、ということではなく保育者側の願いも含めて、一番良いことを探していく、考えていくということが子どもの権利を尊重するということになると分かった。

・子ども一人ひとりが持っている権利は、大人と同じこと。子どもも1市民としての関わりが大切であること。受講して最も大人として大切にしなければならないことが分かった。

・子どもの権利を大切にするには、お互いの権利を尊重するということを意識し、子ども同士の関わりはもちろん、自分自身と子どもの関わりに反映させていけたらと思う。

子どもの願いをみつめる -子どもの権利の視点から-
日時:2024年10月12日(土)
主催:ピジョンランド府中
講師:矢部杏奈(PIECESスタッフ)

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