メディアって、私たちの暮らしやウェルビーイング、そして子どもの権利にどう影響しているのだろう。
昨今、企業広告やSNS等を含む広義のメディアが子どもの心身の健康やウェルビーイング、そして社会の文化に影響することが研究からわかってきており、メディアのあり方を見直すことが急務となっています。
本イベントでは、子どもたちへのインタビューを通して見えてきたメディアに関する子どもの声やまなざしを報告するほか、国や企業など様々な立場で情報を発信するメンバーとともにパネルディスカッションを行い、子どもの権利とウェルビーイングの観点からメディアのあり方を捉え直したいと思います。
上記に関心のある方をはじめ、子どもの声やまなざしに耳を傾けながら一緒に私たちの暮らしとメディアのあり方について考えてみませんか。
当イベントは、11月9日(土)、10日(日)に立教大学池袋キャンパスで行われる子どもの権利条約フォーラム2024 in東京の分科会として開催されます。
PIECESは子どもの権利条約フォーラムに実行委員としてかかわっています。
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<こんな人におすすめ>
・「子どもの権利」「ウェルビーイング」に関心のある方
・子どもたちのインタビュー結果に関心のある方
・子どもたちを取り巻くメディアのあり方について考えたい方
<イベント概要>
日時:2024年11月10日(金)10:30-12:30(開場 10:15)
場所:立教大学池袋キャンパス 14号館D401
住所:東京都豊島区西池袋3丁目34−1
参加費:無料
定員:100名
お申込み:https://crc-pieces-eb.peatix.com/
<当日の流れ>※内容は変更する場合があります
1.報告
・海外文献から見えてきたメディアの子どもへの影響
・日本国内の子どもたちへのインタビューからみえてきたこと
2.パネルディスカッション
・行政機関や企業などからゲストを招き、それぞれの立場から子どもにとってウェルビーイングなメディアのあり方を深めます
3.質疑応答
<登壇者紹介>
小澤 いぶき(NPO法人PIECESファウンダー/一般社団法人Everybeing共同代表/精神科専門医/児童精神科医/こども家庭庁アドバイザー)
臨床研修医・精神科臨床医としての経験後、東京医師アカデミーにて児童精神科の研修を積み、東京都立小児総合医療センター、児童相談所、精神保健福祉センター等にて子どもの心のケアに携わる。その後、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を経て、認定NPO法人PIECESを創業。2022年7月よりこども家庭庁設立準備室(現・こども家庭庁)アドバイザーを兼務。社会の立ち上がるプロセスに全ての存在の尊厳が映る大切さを実感し、全ての存在の尊厳へのまなざしがある社会に向けて一般社団法人Everybeingを立ち上げ活動している。
箕輪 憲良(積水ハウス株式会社)
ヤフー株式会社の社会貢献担当として、寄付/チャリティ活動や NPO 支援などを実施。その後、ソフトバンク株式会社のCSR推進部を経て現在、積水ハウス株式会社でソーシャルマーケティングをゆるゆるとリード。複数のソーシャルグッドなプロジェクトに首を突っ込み、にぎやかしている。
安藤 温子(こども家庭庁)
クリエーティブディレクターとして民間企業&官公庁のコミュニケーション企画立案に従事。こどもたちへ「考え方の考え方」を伝えるワークショップも続けている。
何を思ったか前職を辞し、こども家庭庁設立準備室に飛び込む。民と官をつないで「こどもまんなか」をすすめたい広報推進官。
藤江 千紘(NHKエデュケーショナル チーフ・プロデューサー)
NHK入局後、ドキュメンタリー番組や情報番組、『天才てれびくん』などの子ども番組の制作を経て『ねほりんぱほりん』の企画・演出など、番組開発を担当。現在はNHKエデュケーショナルにて「自分を大切にすること」を考えるアニメ『アイラブみー』の開発・プロデュース、日本ユニセフ協会・こども家庭庁共催プロジェクトの「こどものけんりプロジェクト」の事業制作などに携わっている。
<主催団体>NPO法人PIECES https://www.pieces.tokyo/
PIECES(ピーシーズ)は、「子どもたちが孤立せず、優しいつながりが溢れる未来」を目指し、一人ひとりの手元から優しい間が紡がれていく「市民性」に着目し活動しています。子どもたちの日常に寄り添うことができるように、子どもが孤立しない地域をつくる市民性醸成プログラム「Citizenship for Children」の実施や、子どももおとなも尊厳が大切にされる社会の土壌をつくることを目的に啓発事業「Cultivate Citizenship」を展開しています。
<協力団体>一般社団法人Everybeing https://everybeing.or.jp/
全ての存在の尊厳と共にある社会・世界へ
"Every Being"は、こども達をはじめ とするすべての存在「Every Being/存在」の尊厳をまなざすことを全ての営みの土壌とし、社会が立ち現れるのあらゆるプロセスを再構築し、すべての尊厳とともにある視点を共創することを目的とした一般社団法人です。クロスセクター・クロスカルチャーでコレクティブに行う思考実験・リサーチや企画のプロデュース、教 育プログラムの開発などを通し、子どもたちという主体(Agency)、そして全ての主体と共に、この世界で、一つひとつ の"being"が、社会や世界全体に影響しあい、相互存在している感覚を実感できる世界を目指しています。
※本イベントは、日本財団の助成事業の一環として実施しています。
【子どもの権利条約フォーラム 2024 in 東京 開催概要】
【テーマ】 いっしょに学ぼう!つくろう!広げよう! ~ひとりひとりの「声」が迷子にならないように~
「声」ってなんだろう。まとまった意見や提言も、もやもや、体からのサイン、気持ちもぜーんぶ子どもの声!でも、言葉 にできず気づけなかったり、言いたくても言えなかったり、勇気を出したけど受け止めてもらえなかったりして、その「声」 はときどき迷子になっちゃう...。すべての「声」をもっと大切にしあえる社会に向かって、いっしょに歩む二日間にしたい です!
・日程:11 月 9 日(土)・ 10 日(日)
・会場:立教大学池袋キャンパス(東京都豊島区西池袋 3-34-1)
☆1 日目 :子どもたちの企画によるトークセッション、政策決定者や市民団体によるパネルディスカッション、子ども たちによるステージパフォーマンスなど
☆2 日目 :子どもの権利に関連した分科会、国内外の団体による活動発表会やステージパフォーマンス、クロージングセッションなど
※プログラムは、今後変更となる可能性があります。
・共催:広げよう!子どもの権利条約キャンペーン 子どもの権利条約フォーラム 2024 in 東京実行委員会、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(事務局)
☆フォーラムの詳細については以下のURLよりご覧ください。
https://www.savechildren.or.jp/tokyo-crc-forum/
子どもの権利条約フォーラム 2024 in 東京 実行委員会