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【対面開催】暮らしの中にある市民性- PIECES活動紹介&まち歩き-@神戸市新長田

暮らしの中にある、誰かを想うふるまいやまなざし。

PIECES はそれを「市民性」と呼んでいます。


誰も見ていないけど スリッパをそろえるあの子
駅の階段で ベビーカーを運んでくれたあなた
横断歩道を渡りきるまで 子どもの背中をみつめるまちの人


今日も、そこにある市民性。


福祉などの専門機関や行政のみで対応するのではなく、孤立が深刻化する前に、子どもたちの生きる地域に「信頼できる市民」を増やすことが大切だという想いから、これまで活動を行なってきました。PIECESでは一人ひとりの手元から紡がれていく「市民性」に着目しています。

暮らし心地が良いってどこからくるんだろう

それを生み出す市民性ってなんだろう


普段はオンラインで開催している当イベントですが、今回は対面で開催します!

神戸市長田区は、商店街が残り、人々が道に滞在するまち。この街を一緒に歩きながら、まちや暮らしの中にある「市民性」について考える参加型ワークショップです。

今回は神戸市長田区の新長田エリアを探索します。


新長田は、徒歩圏内に複数の商店街が残る地域です。

阪神・淡路大震災で甚大な被害を受けながらも、豆腐屋、魚屋、肉屋、八百屋などが軒を連ね、買い物の利便性が高いです。また、まちを歩くと、道端のベンチでくつろぐおじいちゃんおばあちゃんの姿を目にしたり、ベトナム、フィリピン、韓国など、様々な文化を反映したお店があることにも気がつきます。


多様な国籍の人々がどのように共生しているのか、なぜ人々がまちに留まるのか。

暮らしごこちの良さを生み出しているものは何か、そして誰なのか。


まち歩きで発見したことをもとに、一緒に考えてみませんか。

<こんな人におすすめ>

・子どもたちのために自分にできることを考えてみたい方

・PIECESが伝えている「市民性」について詳しく知りたい方

・「子どもの孤立」という問題に関心のある方

・子どもを取り巻く問題について知りたい方

・PIECESの活動を詳しく知りたい方

・PIECESが主催する市民性醸成プログラムCitizenship for Children に関心がある方


<講座概要>

日時:2024年11月16日(土)9:30-11:30

場所:ふたば学舎

住所:〒653-0042 兵庫県神戸市長田区二葉町7丁目1番18号

最寄り駅:神戸市営地下鉄 駒ヶ林駅徒歩5分、JR神戸・神戸市営地下鉄 新長田駅徒歩10分

参加費:500円(市民性について紹介するミニ冊子付き)

寄付付きチケット:1,500円 / 2,500円 / 5,000円 からお選び頂けます。

※チケットから参加費500円を差し引いた分が寄付額となります。

※PIECESの活動を支える資金の一部とさせていただきます。

定員:10名

お申込み:https://mikke-nagata.peatix.com/

<主な内容>※内容は変更する場合があります

・PIECESの活動紹介

・子どもを取り巻く現状

・市民性とは

・神戸市長田区まち歩き&ワークショップ


<案内人>

くりの さやか NPO法人PIECES スタッフ

学生の頃からNPOや任意団体にボランティアとして子ども・親子の場づくりやイベントに携わる。大学卒業後、認可外保育園で働きながら、同時にNPOや大学のゼミの運営に携わる。その後、起業家のサポートや数千人規模のイベントの運営補佐などの仕事を経て。2020年7月からPIECESに携わる。


さかぐちきえ NPO法人PIECES スタッフ

大学卒業後民間企業を経て入職したNPOで、学びの場づくりやファシリテーションを経験。その中で生まれる人々の変化を見ることがやりがいに。まちに開かれた保育園の立ち上げに携わり、子どもたちの周りに専門職だけでない頼り先の必要性を実感。
子ども・大人・地域のより良い未来を願い、主に非営利組織や教育分野で活動中。

<開催場所>ふたば学舎 https://futabasyo.jp/

戦災、震災を乗り越えてきた二葉小学校は、昭和4年の学校建設に際して、地域の子ども達のためを想った近隣住民の方々から、寄付や住居移転など多くの協力を得た経緯があります。校舎にはその並々ならぬ地元の熱い想いが残っています。

今後はふたば学舎として市民の地域活動への参加を支援するとともに、交流・学び、歴史・文化、ものづくりを通して、地域活性化を担う人材を育成すること、また今まで培ってきた地域の力を結束し、他局・他団体との連携の拠点となることを目的としています。

<主催団体>NPO法人PIECES https://www.pieces.tokyo/

PIECES(ピーシーズ)は、「子どもたちが孤立せず、優しいつながりが溢れる未来」を目指し、一人ひとりの手元から優しい間が紡がれていく「市民性」に着目し活動しています。子どもたちの日常に寄り添うことができるように、子どもが孤立しない地域をつくる市民性醸成プログラム「Citizenship for Children」の実施や、子どももおとなも尊厳が大切にされる社会の土壌をつくることを目的に啓発事業「Cultivate Citizenship」を展開しています。

子どもたちの周りに「信頼できる他者」を増やしたい-

子どもが日常の中で小さなしんどさや痛みを感じたとき、その声に気づき、寄り添える他者が地域や社会に存在することが大切だと私たちは考えています。

一人ひとりの姿勢やまなざし、あり方に小さな変化が生まれることで、少しずつ子どもたちの日常は変わっていきます。

福祉や行政、教育機関など専門性や役割を持つ人々だけで支えるのではなく、子どもたちの周りに存在する「ひとりの人」「ひとりの市民」として、子どもに関わるとはどういうことか。

PIECESが創業時から大切にしている「市民性」や子どもと関わる上で大切にしたいまなざしを、さまざまな視点からみつめる体験ワークショップを開催しています。

普段から子どもとの関わりがある方、ない方、どちらにもお届けしたいエッセンスが詰まっていますので、ご興味がある方はぜひご参加ください。