PIECESでは、子どもたちの生きる地域に「信頼できる市民」を増やしたいという想いから、これまで活動を行なってきました。私たちは一人ひとりの手元から紡がれていく「市民性」に着目しています。
今回、PIECESの活動紹介と、私たちの暮らしの中にある「市民性」について考える参加型ワークショップをあわせた「わたしの中にある市民性」を9月12日・25日に開催し、2日間で16名の方にご参加頂きました。
市民性は特別な人や特別な出来事にあるのではなく、毎日の何気ない風景の中にあります。そのことをお伝えし、参加者一人ひとりが日常の中で出会った市民性を見つめ直しました。
自分が住むまちや地域で起きたこと、ご近所さんとの何気ない会話、地域の人も一緒に子育てを見守ってくれている話、地元のお祭りに参加して気付いた自分の想いなど、少人数のグループに分かれてご自身がみつけた「市民性」を語り、感想共有を行いました。
参加者の声
・自分の「あり方」について、改めて考えたり振り返ったりする機会になった。
・はじめての参加でしたが、とてもあたたかい雰囲気のなかで、ワークを通じて市民性について考えることができました。
・市民性というのはそんなにかたいものではなく、ほんのちょっと勇気を出すことなのかな、と思いました。
・やさしさのむしめがねや、グループワークで、小さな幸せが地域に溢れていることを改めて感じることができました!
・対話のグラウンドルールに表されているような温かな場が心地よかったです
今後も「わたしの中にある市民性ー PIECES活動紹介&ワークショップ ー」を開催予定です。ご関心ございましたらぜひご参加ください。
(執筆者:佐藤麻衣)