【イベントレポート】子どもと一緒に考えるワークショップ「子どものけんり」ってなあに?を開催しました

11月27日、PIECESの本郷オフィスにて『子どもと一緒に考える「こどものけんり」ってなあに?」イベントを開催しました。4歳から中学生まで10名の子どもたちと保護者の方6名が参加してくださいました。

はじめに、今日この場で大切にしたいこととして「思ったこと、感じたことは自由に表現すること、思ったことは否定せずに受け止めること」などを伝えました。子どもの権利条約にある4つの原則のうちの「子どもにとって最も良いこと」、「意見を表明し、参加できること」にも当てはまります。イベントを通じて少しずつ参加者の緊張感もほぐれていったように感じました。

子どもたちには会場の中を歩いて、子どもの権利条約が書かれたシールを集めてもらい、ワークシートに貼ってもらいました。子どもの権利条約は54条ありますが、その中で特に子どもたちに伝えたい10個を厳選しました。イラストレーターのひらのりょうさんのイラストを使用させていただき、シールを作成し、「イラストが可愛い!」と子どもたちから好評でした。

シールを集めた後、 シールにどんなことが書かれているのだろう?と見返してもらい、代表理事の小澤いぶきから子どもたちへいくつか問いを投げかけました。「学校のルールってどうやって決まっているのだろう?」「どんなときに自分の気持ちを伝えている?」など普段生活しているなかでどう過ごしているのか、振り返って考えてもらいました。生活しているなかで子どもの権利があるということに気付いてもらう時間となりました。

参加者の声

子どもたちからの声

・シール集めが楽しかった。

・色々なことを伝えることができてまあまあ楽しかった。

・「戦争(せんそう」から守る」権利があったけど、日本は戦争をしないのになぜこの権利があるんだろうって思った。

保護者からの声

・子どもがリラックスしていました。

・子どもの発言を聞けるのが楽しかった。子どもにもわかりやすく伝えて頂けて嬉しかった。

・子どもがどんな権利に興味を持つのか意外な面も見れたりして面白かった。

・子どもの権利についてのスタンプラリー(シール集め)の時に様々な権利を学ぶことができて良かった。

・子どもたちが自分や周りの人たちを大切に感じられる機会になるPIECESさんならではのワークショップにまたぜひ参加したいです。

今回のイベントを機に「子どもの権利というものがあるんだ」と知り、それはどんな権利があるんだろう?と気にかける最初の一歩になったら嬉しいです。ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

最後に、今回のイベントではPIECESメイト(月額寄付者)の方にもご協力いただきました。会場案内、子どもたちの見守りや写真撮影等のイベント運営にご協力頂きまして本当にありがとうございました。

PIECESでは、「こどもがこどもでいられる社会を」目指して活動しています。「子どもの権利月間」として12月15日までキャンペーンを開催中です。子どもの権利条約について知るコンテンツをご紹介しています。