認定NPO法人開発教育協会(DEAR)が主催する第42回開発教育全国研究集会(d-lab)の自主ラウンドテーブルにPIECESとして出展しました。
自主ラウンドテーブルは、開発教育・国際理解教育・地域市民教育に関するテーマで他の参加者と意見交換を行なう場となっています。今回はPIECESが企画する「子どもの権利」をテーマにした講座を、d-lab参加者に体験して頂きました。
子どもの権利条約の歴史をはじめとする概要を簡単に説明した後、具体的な事例を元に、暮らしの中での子どもとの関わりが、子どもの権利とどのように関係しているか、参加者の皆さんに考えて頂きました。
事例ごとにグループに分かれて、①子どもの権利、②子どもの願い、③大人の願いと3つの視点から「子どもと大人の関わり」をみつめました。
参加者からは「以前学童で働いていました。子どもの想いを尊重するあまり、自分の想いが疎かになっていたと思います。今回のワークで子どもの権利や相互尊重の話を聞いて、自分の想いや意見も大切にしようと思えました。」という声がありました。
PIECESは今回初めて、d-labに参加させて頂きました。参加者から頂いた様々なご意見を、今後のワークショップ開発に活かしていきたいと思います。
今後はPIECESで「子どもの権利」をテーマにした講座やワークショップを開催していく予定です。
執筆:佐藤麻衣