生命・異世界・社会をつなぎ、あそびから世界を感受するプロジェクト「Reframe Lab(リフレーム・ラボ)」による、「触覚(しょっかく)」をテーマとした「さわる・ふれるの研究所〜ハプティック星から届いた手紙」ワークショップvol.2 開催のご案内です!
Reframe Labの今年のテーマは、
「ミエナイモノとあそぶ - Immersive experience」
様々なアーティストとの協働により、生命と非生命、宇宙、異世界といった“ミエナイモノ”を感じ、体験し、その想像力を耕す「あそび」のプログラムを提案しています。
このワークショップでは、そのあそびを体験し、共有していく仲間を「子ども研究員」として募集します!
今回のミエナイモノは「触覚」。もしこの世界に、ことばを持たず、触覚だけで会話する「触覚星人(しょっかく・せいじん)」がいたとしたら、わたしたちはどのようにコミュニケーションできるでしょうか?
子ども研究員たちは触覚星人と出会う最初の人類として、「ざらざら」「ふわふわ」「すべすべ」など、さまざまな触覚から新たなコミュニケーション方法を開発します。
2回の連続ワークショップを通して、全身でさわり心地を感じて遊び、自分の気持ちを触覚で表現する「さわれる日記」や「さわれる手紙」を作ってみましょう。
<ワークショップ概要>
・開催日時:
第1回 10月3日(土)10:00-12:00
第2回 10月18日(日)14:00-16:00
・参加方法:オンラインツールZoomにて
・オンラインURL: 後日ご連絡します。
・参加費:無料
◉事前に用意するもの:
(必要)送られてくるキットを参考にいろんなさわり心地の素材を集めてみてください
(あるとよいもの)はさみ、カッター、ボンド、両面テープなど、そのほか手芸工作道具
◉ワークショップ応募方法
・対象年齢:小学生・中学生
・募集締め切り:9月23日(水)
・応募方法:こちらのGoogle フォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/Vq7sMTkcHBBYxA257
※ワークショップは2回で1セットです。原則両方の回にご参加ください。
※定員を上回るお申込みを頂いた場合は抽選となります。
※結果は応募締め切り後、2日以内にご登録いただいたメールアドレスにお送り致します。
※はさみやカッターなど、工具を使うこともあるので、小さいお子さんが参加される場合はなるべく大人の方も一緒にご参加ください。
<ワークショップ内容>
第1回:10月3日(土)10:00-12:00
触覚(しょっかく)星人あらわる!
自分の気持ちを「さわる・ふれる」カードで表現してみよう
ここは「さわる・ふれる」の研究所。ここに言葉を持たず、さわり心地だけで会話する触覚星人がやってきたら、どんな方法で会話できるでしょうか?
子ども研究員の皆さんは、家のなかや自分の周りにあるさまざまな素材を集めて、自分の気持ちを「ざらざら」「つるつる」などで表現してみましょう。この日から、子ども研究員たちによる「さわる・ふれる」だけで表現した「触覚(しょっかく)交換日記」がスタートします。
第2回:10月18日(日)14:00〜16:00
触覚(しょっかく)交換日記が届く!
自分のための「さわる・ふれる宝物」を作ってみよう
第1回の終了後、子ども研究員の皆さんがつくった「触覚(しょっかく)交換日記」に、触覚星人からの返事が送られてきます。それを受け取って、どんなさわりごこちか、どんなことを感じるか、子ども研究員たちと探求していきます。
最後は、ほっとできるさわり心地や、うれしかった気持ちを思い出せるさわり心地、未来の自分がかなしくなったときにさわりたくなるようなさわり心地、
そんな素材を集めて未来の自分のための「触覚(しょっかく)の宝物」をつくってみます。
▼過去のワークショップの様子(*2018年開催)
https://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2018/kids-2018-workshop-jul-28-29/
<子どもと一緒に参加する大人の方にお願いしたいこと>
・材料の準備のおねがい
1回目のワークショップ当日までに、上記「事前に用意するもの」の素材をご用意ください。(最低限の材料はキットに入っています)身近にあるもので使えそうなものを探してみてください。
はさみやカッターなどの工具を使うときは、小さいお子さんが参加される場合はなるべく大人の方も一緒にご参加ください。
・感染症対策について
お届けするキットは感染予防の対策として、封をしてから開封されるまで72時間の経過を確保しています。箱を開けた後に、手を洗うなど、一緒に感染予防をしていけたらと思います。
その他
何かわからないことがあったら Reframe lab <info.reframe.lab[at]gmail.com>にご連絡ください。
<企画メンバー>
【Reframe Lab】
小澤いぶき(児童精神科医/認定NPO法人PIECES)
塚田有那(キュレーター/一般社団法人Whole Universe)
清水聡美(制作)
和田夏実(手話通訳士)
岡本真梨子(カウンセラー・サイコエデュケーター)
古屋遥(演出家・クリエイティヴ・ディレクター)
富樫多紀(カルチュラル・エデュケーター)
監修
渡邊淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
主催
認定NPO法人PIECES
共催
一般社団法人Whole Universe
運営
Reframe Lab
助成
公益財団法人パブリックリソース財団内「ゴールドマン・サックス緊急子ども支援基金」ほか
<「Reframe Lab」とは>
子どもたちの生きる世界に優しい”間”が広がることを願い活動する認定NPO法人PIECES主催のもと、アート&サイエンスを軸に活動する一般社団法人Whole Universeの共催、そして舞台芸術や教育などに関わる様々なメンバーが集結し、2018年から始動したプロジェクトです。