私たちPIECESは、日々変化する社会状況の中、見えづらい困りごとへの想像力が広がっていったらと願いながら活動を続けています。
一人で、ご家族だけで、社会の状況の影響を抱えなくていい環境であるように。
そして、情報が届くことで、安全とのつながりも一助になればと。
そんなことを考えながら、様々な専門家や、支援団体、経験者団体の方々と発足した「とどけるプロジェクト」。共同代表の鈴木悠平さんと小澤いぶきから、このプロジェクトへ込めた想いをお伝えするトークイベントを開催します。
必要な情報・サポートを、必要な分だけ得られるセーフティネットを
ーとどけるプロジェクト
「情報がたくさんあるけど、経済的に厳しくなっていく中で、その情報も資源もない」
「自分がアクセスできる情報がどこにあるかわからない」
「ずっと家にいて、このままだと行き詰まりそう」
「いろんな情報を見て、不安になる。過去のことを思い出して家から出るのが怖い」
新型コロナウイルス(COVID-19)に関する国内外の状況が変化する中で生まれた、小さな「助けて」の声が埋もれることなく大切にされることを願い、一人ひとりが「自分に必要な情報・サポートを、必要な分だけ」入手できる、情報のセーフティネットとなるウェブサイトを開設しました。
とどけるプロジェクト: http://www.covid19-accessibility.com
「必要な人に、必要な分を、人から人へのリレー」
情報が届きにくい方や、個別のサポートが必要な方、また社会状況の影響を受けやすい方は、状況により変化します。
多くの情報が溢れる中、一人ひとりが「自分に必要な情報・サポートを、必要な分だけ」入手し、利用するのが難しい、「困っている、助けて欲しい」という声が埋もれやすい状況になってきてもいるのではないかと思います。
このような状況の中、様々な現場で頑張っている方々への敬意を持ちながら、「必要な人に、必要な分を、人から人へのリレー」でとどけたい。思いを持って活動する多くの方と一緒にこのプロジェクトを進めていけたらと思っています。
ご自身や身近な方の健康を守ることを第一にした上で、見えづらい痛みが放置されることなく、安全安心が広がる環境を一緒につくるきっかけとなる時間に参加していただけると嬉しいです。
とどけるプロジェクト 共同代表
小澤いぶき
鈴木悠平
◆開催概要◆
日時:2020年5月12日(火)開始 20:00~21:30終了
会場:オンライン配信(zoomというツールを使用します)
参加費:1,000円
(とどけるプロジェクトの活動費にあてられます)
定員:100名程度
申込み:Peatixサイトよりお手続きください。
http://ptix.at/TAoMqa
共催:とどけるプロジェクト
◆注意事項◆
・今回のトークイベントはオンライン開催になります。
・オンライン配信ツールは「zoom」を使う予定です。詳細はお申し込みいただいた皆さまへメールにてお伝えさせていただきます。
・イベント中に参加者のみなさんからの質問に答える時間等を設ける予定です。もちろん聞くだけの参加も可能ですが、一緒に問題を考えていくために積極的にチャット等で反応をいただけると幸いです。
◆スピーカー
鈴木悠平(すずきゆうへい)
文筆家 / インターミディエイター(R)
株式会社LITALICO チーフエディター / NPO法人soar 理事
一人ひとりが<わたし>の物語を紡いでいける社会を目指して、執筆・編集業を中心に活動。障害や病気、その他さまざまな要因で生きづらさを感じている人たちとかかわりながら、人が物語を通して回復していくプロセス、<わたし>と<あなた>の物語が響き合うなかで新たな希望が見出されるプロセスの探求、伴走、創出をこころみています。
小澤 いぶき (おざわ いぶき)
認定NPO法人PIECES 代表理事/ Co-Founder
東京大学医学系研究科 客員研究員/児童精神科医
精神科医を経て、児童精神科医として複数の病院で勤務。 トラウマ臨床、虐待臨床、発達障害臨床を専門として臨床に携わり、多数の自治体のアドバイザーを務める。さいた ま市の子育てインクルーシブモデル立ち上げ・プログラム開発に参画。
2016年、ボストンのFish Family Foundationのプログラムの4名に推薦されリー ダーシップ研修を受講。2017年3月、世界各国のリーダーが集まるザルツブルグカンファレンスに招待、子ども のウェルビーイング達成に向けたザルツブルグステイトメント作成に参画。
▶︎ 認定NPO法人PIECES HP https://www.pieces.tokyo/
◆お問い合わせ◆
認定NPO法人PIECES 担当:藤田 / 若林
Eメール:event@pieces.tokyo