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Lasermice研究所ワークショップ 子ども研究員とつくる新たな生命

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Lasermice研究所ワークショップ#2
子ども研究員とつくる新たな生命


子どもたちの生きる世界に優しい間が広がることを願い活動するPIECESが、様々な世界に生きる子どもたちとともに紡ぐ新たな冒険の始まりとして、アーティスト・菅野創(かんのそう)さんが開発した群ロボット《Lasermice(レーザーマイス)》と、様々な世界に生きる子ども研究員たちとのコラボレーションによる遠隔ワークショップを開催します。

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過去に起こってきたことが今に、今この瞬間に起こることが未来に。

私の存在や振るまいが、誰かや何かに、何かの存在や誰かの息遣いが私やあなたに。
それぞれが様々に影響を及ぼし合う私たちという存在。

遠くにいるまだ見ぬものたちとも、となりにいるあの人も、自分も、この世界を共にしています。そんな共にある未来の気配に触れ得ていくことで生まれるかもしれない、願いや祈り、想像力のひろがりを試みる冒険を、子どもたち、アーティスト、様々な研究パートナーと始めます。

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今回は、新たな生命の気配に目を凝らし、耳をすませる全2回のワークショップ。

1回目「Lasermiceの毛皮をつくろう!」では、子ども研究員が、送られてきたLasermiceからオリジナルの毛皮を作成します。そして、2回目「Lasermiceの演奏を見てみよう!」では、みんなのつくったLasermiceたちがロボットの群れに戻り、ライブセッションに参加します。
まるで生き物の群れのようにふるまうLasermiceたち。お互いどんな場所にいても、生命の“気配“を感じるひとときに子ども研究員達は何を見つめ、受け取るのでしょうか。

「Lasermiceの毛皮をつくろう!」参加ご希望の方は 以下の概要をお読みの上、お申し込みください。

(配信ライブ「Lasermiceの演奏を見てみよう!」は無料公開いたします)
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●ワークショップ参加応募
・対象年齢:小学生〜中学生のお子さん
・募集締め切り:5月17日(日)
・応募方法:こちらのGoogle フォームよりお申し込みください。
 https://forms.gle/aoXgs7wSfvHxb4JZ6

※定員を上回るお申込みを頂いた場合は抽選となります。
※結果は応募締め切り後、2日以内にご登録いただいたメールアドレスにお送り致します。
※ワークショップは小学生・中学生のお子様(子ども研究員)と、一緒に参加する大人が対象です。
※はさみや針など、工具を使うこともあるので、小さいお子さんが参加される場合はなるべく大人の方も一緒にご参加ください。
※ご記入いただいた個人情報は、認定NPO法人PIECESからのご連絡・ご案内以外の目的には使用いたしません。

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第1回:5月23日(土)10:00-12:00
Lasermice(レーザーマイス)の毛皮をつくろう!

アーティスト・菅野創(かんのそう)が開発した小型ロボット《Lasermice(レーザーマイス)》が郵送で送られてきます。オンライン環境で参加者は講師からの説明を受けながら、自分たちで準備したさまざまな素材を使 って、ロボットの外装を制作します。完成した様子を見せあったあと、ロボットを指定の場所へ返送してもらいます。

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第2回:5月31日(日)16:00〜17:00
Lasermice(レーザーマイス)たちの演奏を見てみよう!

ワークショップを経て、いろいろな姿になったロボットたちが都内某ラボに集合。
合計120台ものマウスたちが自由にふるまい、演奏をはじめます。
その様子をストリーミング中継して、配信。子どもたちがつくったLasermiceが群れの中でどんなふるまいをするか、群れがどんな音を奏でたり、動いたりするかを観察します。
演奏の前に自分のLasermiceを探してみたり、Lasermiceが動き回る様子をみたときの気持ちなどを伺います。演奏が終わったあとに、感じたこと、気になったこと、ライブから受け取ったことを共有しあったり、アイデアを出し合ったりしましょう。

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《Lasermice(レーザーマイス)》とは?
この世界には、たくさんの生きものが「群れ」で暮らしています。イワシやムクドリなどは、絵本の『スイミー』のように大きなカタマリのようになって集団で行動します。また、ホタルなどが一斉に光を放つこともあります。こうした生きものたちは、リーダーが指示を出すでもなくお互い同士が反応しあうことで、ふしぎと同じようなふるまいをするのです。

「Lasermice(レーザーマイス)」は、そんな生きもののはたらきをマネしてつくられた120台のロボットです。「Lasermice(レーザーマイス)」はレーザーから光を出し、別のロボットがその光に反応して、床をたたいたり、鈴を鳴らして音をかなでます。その様子はロボットがアンサンブル(演奏)をしているようにも見えるでしょう。

おうちに届いた「Lasermice(レーザーマイス)」は、今回稼働する60台ロボットの「群れ」のひとつとなって、アンサンブルに参加します。


★動いている様子(動画を以下からご覧いただけます)
https://vimeo.com/291684251

写真:黒羽 政士

写真:黒羽 政士


◉ワークショップ概要
・開催日時:
 第1回 5月23日(土)10:00-12:00 
 第2回 5月31日(日)16:00-17:00

・参加方法:オンラインツールZoomにて
 *オンラインURL: 後日ご連絡します。

・事前に用意するもの:
(必要)はさみ、糸、針、ボンドなど、そのほか手芸工作道具
(飾り用)フェルト、羊毛フェルト、毛糸、ビーズ、造花など
 ★ポイント★ 
<白っぽい色、明るい色>のふわふわした素材が適しています!
(レーザーの光を拡散するため)


◉子どもと一緒に参加する大人の方にお願いしたいこと
*レーザーについて
ロボットからはレーザー光が出ます。線状に拡散されていますが、20cm以内の至近距離から直視は失明の危険を伴います。注意するようお子さんに、必ずお伝え下さい。

*材料の準備のおねがい
5月23日までに上記「事前に用意するもの」の素材をご用意ください。(最低限の材料は箱に入っています)

はさみや針などの工具を使うため、小さいお子さんが参加される場合はなるべく大人の方も一緒にご参加ください。

お子さんにどんな毛皮にしたいかを想像してもらい、毛皮部分をつくるための材料を用意しましょう。まずは家にあるもので使えそうなものを探してみてください。
この時、「一緒に参加する大人の方がどうしたいか」ではなく「子どもがどうしたいか」をぜひ大切にして下さい。


飾りの素材は、白っぽい色、明るい色のふわふわした素材が適しています(光を拡散させるため)

*感染症対策
お届けするロボットは感染予防の対策として、封をしてから開封されるまで72時間の経過を確保しています。箱を開けた後に、手を洗うなど、一緒に感染予防をしていけたらと思います。

*写真/動画撮影のおねがい(可能な範囲でOKです)
第1回、第2回ともに、スマートフォンなどのカメラで、お子さんがLasermiceを観察したり、制作する様子、お子さんとつくったLasermiceの記念写真・動画などを後日お送りいただけると幸いです。後日公開するドキュメンタリー映像に使用させていただきます。


その他
何かわからないことがあったら
info@wholeuniverse.link にご連絡ください。



お子さんへの説明の仕方の例
・子ども研究員になって、一緒にロボットの実験に参加するんだって。
・5/22までに、ロボット博士の事務所からロボットの模型が届くよ。
・どんなロボットかというと、こんなロボットなんだって(写真を見せて)

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・今回は、このロボットの毛皮を、研究員のあなたに一緒に作って欲しいんだって。
・どんな毛皮にするかを自由に考えてみて、必要な素材を揃えよう
・第1回のワークショップでは、オンラインでアーティストの創さんと、他の研究員と一緒にロボットの毛皮をつくるよ。
・作った自分のロボットの名前や性格を考えるよ。
・作ったものを発表したあと、とあるLIVEスペースにロボットを送るよ
・第2回(5月31日)に自分のロボットが他のロボットたちと一緒に演奏したり動いたりするのを、いろんな角度から観察してみるよ。気づいたことや思いついたことを「アーティストのそうくん」に伝えてね。


企画メンバー
菅野創(アーティスト)
小澤いぶき(児童精神科医/認定NPO法人PIECES/Reframe Lab)
塚田有那(キュレーター/一般社団法人Whole Universe/Reframe Lab)
坂本麻人(映像監督/一般社団法人Whole Universe)
藤田奈津子(認定NPO法人PIECES)
清水聡美(制作/Reframe Lab)
吉岡純希(看護師/デザインエンジニア)
村上綾野


主催:認定NPO法人PIECES
共催:一般社団法人Whole Universe
運営協力:Reframe Lab