【Reframe Lab ゼミナールVol.3】
この度「Reframe Lab」は、ミュージアム・エデュケーターの会田大也(YCAM)さんを迎え「コロナ以降のあそびの可能性」をテーマにトーク&ディスカッションを開催します。
「Reframe Lab」は、豊かな想像力を育む「あそび」や「まなび」を開発し、アート、教育、医療、福祉でつながるエコシステムを構築していくプロジェクト。2020年度は「ミエナイモノとあそぶ - Immersive experience」をテーマに、様々なアーティストとの協働により、“ミエナイモノ”を感じ、体験し、その想像力を耕す「あそび」のプログラムを提案しています。
今回は、山口情報芸術センター[YCAM]の学芸普及課長であり、ミュージアム・エデュケーターの会田大也さんを迎えたゼミナールを開催します。新型コロナウイルスの流行により、子どもたちのあそぶ環境は大きな変化を強いられました。けれど、子どもにとっても、大人にとっても、あそびは人が生きていく上で必要不可欠なもの。また、ストレスを抱えやすいこうした環境下にこそ、あそびの持つ重要性が指摘されています。
これから、どんなあそびの可能性があるのでしょうか。今回はミュージアム・エデュケーターとしてアートと教育の接点を生み出す会田大也さんを招き、Reframe Labのメンバーと語るトークを開催します。
<登壇者>
●会田大也(山口情報芸術センター[YCAM]/ミュージアム・エデュケーター)
●小澤いぶき(認定NPO法人PIECES/Reframe Lab)
●塚田有那(一般社団法人Whole Universe/Reframe Lab)
●和田夏実(Reframe Lab)
<トーク開催概要>
◉開催日時:日時:1月19日(火)19:00〜20:30
◉配信:Facebook Live
(当日、facebookイベントページからご覧いただけます)
◉対象:どなたでも
*保護者の方々、教育機関、NPO団体など、さまざまな機会で子どもと関わる方にぜひご参加いただきたいトークです。
◉お問合せ: Reframe Lab <info.reframe.lab[at]gmail.com>
<登壇者プロフィール>
<会田大也>
東京造形大学、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]修了。2003年の開館時より11年間、山口情報芸術センター[YCAM]にて教育プログラムの開発運営を行う。ミュージアムにおけるメディアリテラシーや美術教育、地域プロジェクト、または企業における人材開発といった分野で、ワークショップやファシリテーションの手法を用いて「学校の外の教育」を実践してきた。一連のオリジナルメディアワークショップにてキッズデザイン大賞や、担当した企画展示「コロガル公園シリーズ」で、文化庁メディア芸術祭、グッドデザイン賞などを受賞。
2014年-2019年東京大学大学院GCL特任助教、2019年あいちトリエンナーレキュレーター(ラーニング)を経て、2019年より山口情報芸術センター[YCAM]学芸普及課長。
<小澤いぶき>
Reframe Lab|児童精神科医/認定NPO法人PIECES
精神科医を経て、児童精神科医として複数の病院で勤務。トラウマ臨床、虐待臨床、発達障害臨床を専門として臨床に携わり、多数の自治体のアドバイザーを務める。さいたま市の子育てインクルーシブモデル立ち上げ・プログラム開発に参画。2017年3月、世界各国のリーダーが集まるザルツブルグカンファレンスに招待を受け、子どものウェルビーイング達成に向けたザルツブルグステイトメント作成に参画。人の想像力により、一人一人の尊厳が尊重される寛容な世界を目指し、認定NPO法人PIECESを運営している。
<塚田有那>
Reframe Lab|編集者・キュレーター/一般社団法人Whole Universe代表理事
2018年より、アート&サイエンスのプラットフォーム一般社団法人Whole Universeを始動。世界のアートサイエンスを伝えるメディア「Bound Baw」編集長。2010年、サイエンスと異分野をつなぐプロジェクト「SYNAPSE」を若手研究者と共に始動。12年より、東京エレクトロン「solaé art gallery project」のアートキュレーターを務める。16年より、JST/RISTEXの研究領域「人と情報のエコシステム(HITE)」のメディア戦略を担当。近著に『ART SCIENCE is. アートサイエンスが導く世界の変容』(ビー・エヌ・エヌ新社)、共著に『情報環世界 - 身体とAIの間であそぶガイドブック』(NTT出版)がある。編著に長谷川愛『20XX年の革命家になるには - スペキュラティヴデザインの授業』など。
<和田夏実>
Reframe Lab|インタープリター
ろう者の両親のもとで手話を第一言語として育ち、大学進学時にあらためて手で表現することの可能性に惹かれる。さまざまな身体性の方々との協働から感覚がもつメディアの可能性について模索。LOUD AIRと共同で感覚を探るカードゲーム「Qua|ia」(2018)や、たばたはやと+magnetとして触手話をもとにしたつながるコミュニケーションゲーム「LINKAGE」「たっちまっち」(2019)、Signedとして視覚身体言語を研究・表現する実験など,ことばと感覚の翻訳方法を探るゲームやプロジェクトを展開。
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