目指す未来に向かって一緒に動いているスタッフ、CforCプログラムへの参加者、そして、寄付者や間接的に応援している人も、よりよい未来を目指してPIECESに関わる人はみんな、A piece for peaceだと考えています。 そんな想いをこめて。PIECESでは、月額寄付で支えてくださる寄付者の方々のことを、仲間という意味をもつmateを使い、PIECESメイト(ピーシーズメイト)と呼ばせていただくことにしました。
6月21日から7月31日まで40日間実施して来た寄付キャンペーンは、128名の新たなPIECESメイト(マンスリーサポーター)と73名の方からの単発でのご寄付を頂戴し終了しました。
終了前日までのPIECESメイトは50名強。達成できるだろうか…という不安は尽きない1ヶ月でしたが、なんと最終日、単発寄付も合わせると1日だけで100名以上の方にご寄付いただきました。
ご寄付くださった皆様、本当にありがとうございました!
ひとつ一つのピースは小さくとも、こうして繋がることで、大きな未来を描くことができる。
願いを共にする仲間がこうして増えていくこと、本当にかけがえなく幸せなことだなと思えた時間でした。
みなさんから寄せられたご寄付時のメッセージには
子どもがいる身として何かしたいという声や、
自分には活動する余力がないから自分の分までよろしくという声、
幼少期のしんどさを思い出して同じ思いをする子どもが一人でも減ることを祈ってという声まで。
本当にたくさんの想いを託していただきました。
ご寄付くださった皆さんの想いや託された願いをしかと受け止め、
これからもPIECESは歩んでまいります。
改めまして今回ご寄付くださった皆様、全てのPIECESメイトの皆様、本当にありがとうございました!
そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします!
(2020年8月1日最終更新)
新型コロナウイルスの影響で人との繋がりが途絶えがちになり、虐待や貧困が深刻化している現在。多くの子どもたちが虐待の危険に晒されたり、特に一人親家庭の貧困問題が深刻な状況となったりしていることをニュースなどで目にした方も多いかもしれません。
そんなニュースを見て心を痛めたりモヤモヤしたり。
「しんどい気持ちを抱える子どもが減ればいいな」
「子どもたちのために私にも何かできないだろうか」
そんな風に思っている人も少なくないのではないでしょうか。
今、子どもたちの孤立を防ぐための取り組みが急務となっています。
今この瞬間も、安全な頼り先がない中で頑張っている子どもが私たちの周りにいるかもしれないのです。
家が安全ではない中で、痛みを抱えてきた子。
学校の中に信頼できる人がなく、孤独を抱えてきた子。
なんとか頑張って生き抜きながらも、手を差し伸べてくれる人が地域になく、孤立していた子。
子どもたちの背景に共通してあるのは、危機が起きる前や医療や福祉が必要なときに、「助けを求められるつながりが身近にない」という課題です。
PIECESはこれまで「子どもが孤立しない社会」をつくるため、子どもの周りに優しい間を紡ぐ大人の市民性を醸成してきました。
そんな子どもたちの周りに信頼できる他者を増やす取り組みを継続・拡大するために、今回100人の仲間、PIECESメイトを募集します。
7/31までの期間限定で、100名のPIECESメイト(継続寄付者)を増やすためのキャンペーン。
今、このタイミングで子どもが孤立しない未来を共に実現させていくPIECESメイトになっていただけませんか?
あなたも子どもが孤立しない未来をつくる「ピース」に。
貧困や虐待、いじめ。
その背景には、心の孤立という現状があります。
心の孤立とは、安全に頼れる誰かがいない環境で、他者や社会への信頼感を失っている状態を指します。安全な頼り先がない中で頑張っている子どもが今この瞬間も私たちの周りにいるかもしれません。
実際、OECDの調査によると日本の子どもの約10人に3人が孤独を感じていると答えています。
私は児童精神科医として長年医療・行政に携わる中で、こんなふうに言葉をつむぐ子どもたちと出会うことがありました。
私たちは孤立が深刻化する前に、子どもたちの生きる地域に、多様な人たちの優しさや想像力があふれる「優しい間(ま)」を増やす活動を行なっています。
そのために、医療機関や専門機関はもちろんのこと、地域に生きる市民たちと手を取り合い、地域全体で子どもたちを見守るまなざしが重要だと考え市民性醸成の活動を続けています。
― PIECES代表 小澤いぶき
私たちは、子どもの心の孤立が深まる前に、子どもを見守りよりそう市民を増やすことを目指す 地域の方々の市民性を醸成するプログラム「Citizenship for Children(CforC)」を実施しています。
自分のことも、子どものことも大切にする間を築くこと。学び続け、問い続ける姿勢を持つこと。このプログラムではそんな市民を育み、市民によるアクションが子どもの日常の中に生まれ続けていくことを目指しています。
これまでには毎年6ヶ月に渡るプログラムを東京、茨城県で実施。 地域・企業・行政向けへ研修、一般向けへワークショップや講座などを多数実施。述べ3000名以上に届けてきました。
親でも友だちでも先生でもない「市民」という他者の存在。
PIECESの市民性を醸成するプログラム「Citizenship for Children」という活動は、子どもへの直接的なアプローチと違い、少し遠回りのように思われるかもしれません。
けれども、このアプローチは子どもの孤立を予防し、子どもたちの豊かさが大切にされる社会の可能性をひろげていくものであると考えています。
そんな彼女はクリエイターさんと一緒にゲームをつくったり絵を書いたりするものづくりの場で、少しずつ信頼できるつながりを増やしていきました。 ものづくりの場で自分の好きなことを見つけ、休みがちだった学校にも行きたいと自分から言うようになりました。
みなさまからの寄付は、子どもとともにある地域の市民性を醸成するプログラム「Citizenship for Children」の全国展開の基盤づくりに使わせていただきます。
CforCは、2018年までは東京で実施し、2019年からは地域展開として茨城県で展開してきました。2020年は新たな地域展開をさらに拡げています。また、地域を越えて多くの市民の方々が繋がり学び合う場として、オンライン学習プラットフォームを開発を行います。
ぜひCforCを広げる仲間になりませんか?
―漫画家 代表作『ちはやふる』
子供が犠牲になる事件にひどく心が傷ついても何もできずにいるにいる人が私の周りにも多くいますし、私自身もその一人です。
でも「関わる人」を育てようとする活動があることを知りました。どこにでもきっといる「誰にも相談できないこども」に、一つでも多くの選択肢をあげたい。
そんな思いで私はPIECESを応援しています。
―認定特定非営利活動法人ACE理事 / 営業コンサルタント
「子どもの孤立」という課題は、とても見えづらくて、一度そのループに入ってしまうと、そこから抜け出すのはとても難しい厄介なものです。
「子どもと寄り添う優しい大人」の育成は、孤立によって生まれた様々な課題をすぐに解決するものではないですが、こういった活動がきっと「孤立を生まない強い地域」を育てていくことでしょう。
U.Mさん ―40代・男性・会社員
初めは自分の子どもが育つ社会がよくなるようにと願いを込めて寄付をはじめました。
今はそれ以上に、PIECESの理念、広く言えば人との関係性を自分自身も見直すことができたことに寄付してよかったと思える理由があります。PIECESの「親でも先生でもない斜めの関係」に共感し人に寄り添う姿勢を私も学ばせてもらっています。
M.Hさん ―30代・女性・フリーランス
悩みや困りごとを直接的に支援するのではなく、気持ちに寄り添い「心の孤立」に目を向ける。
そんなPIECESの活動を初めて聞いた時、自分の今までの人生のモヤモヤも晴れるような気持ちでした。
誰かの心を知ろうとすることが社会全体を考えることに繋がるということ。それをPIECESを応援しながら日々教わっているように感じています。
株式会社大和証券グループ本社 / パナソニック株式会社 / FIT チャリティ・ラン / Water Dragon Foundation
ゴールドマン・サックス証券株式会社 / 一般社団法人あおい福祉AI研究所
PIECESの活動や想いが分かるアニュアルレポートとオリジナルステッカーをお届けします
寄付者の方のみが参加できるランチ会やワークショップなどにご招待します
PIECESの最新活動報告やイベントの優先告知などメールにてお届けします
PIECESメイト(マンスリーサポーター)のみなさま限定でご招待制のイベントを実施します
※実施詳細は後日PIECESメイトのみなさまにお伝えいたします
(寄付サポーター)