PIECESは、2022年6月に ”6周年” を迎えます。


私は児童精神科医として、さまざまな子どもたちに出会ってきました。
明日どころか、1分先のこともわからない。そんな環境下で生きている子どもたちが、私たちのすぐ隣にいるという現実を「仕方ない」では終わらせたくない。

そんな想いから、孤立が深刻化する前に、子どもたちの生きる地域に信頼できる市民を増やすための活動を行なっています。 ぜひ私たちの活動を、寄付で応援してください。 ibukiozawa_21.jpg

ibuki_sign
代表理事 / Founder
東京大学医学系研究科 客員研究員/ 児童精神科医

 
 

10人に3人の子どもが感じる孤独感

貧困、いじめ、虐待など、子どもを取り巻く社会問題の背景にあるのが「子どもの心の孤立」です。心が孤立した状態の子どもたちは、安心できる場や人へのアクセスを欠いた状態にあります。

新型コロナウイルスが猛威を振るい、人との関わりが希薄化・限定化される中、孤立した子どもたちの置かれている状況はより深刻になっています。
その背景にあるのは、危機が起きる前や医療や福祉が必要な時に、「助けを求められるつながりが身近にない」という課題です。

 
 

必要なのは、親でも友だちでも先生でもない「市民」という他者の存在

私たちは子どもの孤立が深まる前に、地域の中で子どもを見守り、子どもに寄り添う市民を増やすためのプログラム「Citizenship for Children(CforC)」を実施しています。
ちょっとした困りごとがあった時、気軽に頼って相談できる市民が子どもの周りに存在することを目指しています。

2016年からプログラムを開始し、これまでに500名以上の方が参加。ここから地域で子どもに寄り添う多様なプロジェクトが生まれました。

 

プログラム修了生が取り組むプロジェクト

重症児(者)施設を駄菓子スペース、ママ・パパサークルの活動、高齢者向け体操サロンなど多目的に解放。
地域の人が「自分のため」に何かできる場をつくっています。

プログラム修了生が運営する駄菓子屋さん。6畳ほどの民家で、駄菓子と遊び道具を用意して、子どもが気軽に立ち寄れる場となっています。

コンビニのイートインスペースを地域に解放し、子どもたちが自由にくつろげる居場所として設置。
地域の大人とのコミュニケーションも生まれています。

 

変わり始めた子どもたちの声

 

地域の100人に1人、子どものために活動する市民を増やしたい。

私たちは、誰もが子どもの生きる環境をつくる市民だと考えています。10人のプログラム修了生を輩出するために、150万円の資金が必要です。
子ども110番の家のように、子どもたちがいつでも頼れる市民が地域にいる状況を作るためには、より多くの人にプログラムを届ける必要があります。

 
 
 

PIECESに寄付をすると

寄付金控除の対象

PIECESへのご寄付は寄付金控除などの税の優遇措置の対象となります。毎年1月に前年度分のご寄付に対する領収書をまとめて郵送いたします。

 

寄付者限定のオンラインスペースへの参加

2021年12月から、PIECESメイト(月額寄付者)が集い・つながる「Piece for Peace(PforP)」というオンラインスペースが始まりました。

社会も自分もwell-bingになることを目指しながら、自分なりの小さな市民性発揮の種を見つけるイベントや交流などを行っています。すでに100名以上の方が参加!

今回ご寄付いただいた方には、期間限定でご参加いただけます

PforPの詳細はこちら

 

よくあるご質問

Q 領収書は発行できますか?

はい、領収書の発行は可能です。原則として年1回、ご登録先の住所宛にお送りしています。

Q 寄付は何に使われるのですか?

ご寄付は、子どもとともにある社会に必要な市民性を醸成する「Citizenship for Children」プログラムなどの活動にに使わせていただきます。

Q 月額寄付での支援はできますか?

毎月1000円以上のご寄付で活動を支えていただくPIECESメイトも募集しています。


PIECESについてもっと知る

SNSなどを通じて、PIECESの最新情報や様々な形で応援いただいているみなさんのメッセージなどを発信しています!
twitterやFacebook等でのリツイートやシェアも大歓迎です。#ひろがれPIECESで検索!

PIECESを友だち追加