「社会的処方Expo2024」に代表理事小澤いぶきが登壇します
社会的処方EXPO2024 in Kyoto
「薬で人を健康にするのではなく、人と人とのつながりでウェルビーイングな暮らしをつくる」=社会的処方。
イギリスの市民活動から生まれた社会的処方は、世界のさまざまな地域に長い時間をかけて手渡されてきました。そして今、それぞれの国や地域で多様な社会的処方が、ときに「社会的処方」という言葉を超えて広がっています。
人と人が共にウェルビーイングに暮らしていくための知恵。
心身の調子が揺れたり不調になってもお互いを助け合う仕組み。
人にとって心身の危機となりうる喪失や災害などを共に悼み、癒す文化装置。
これらは、地域に暮らす人と共に、医療・文化芸術・市民活動・まちづくりとさまざまな分野が交差しながら育まれてきた知恵であり、文化でもあり、変化しながら受け継いでいくテクノロジーであるとも捉えられます。
今回の社会的処方EXPOでは、孤独・孤立対策推進法の施行を受け、これから10年の日本が何を目指していくのか、そしてその流れの中で私たちは何をしていけばいいのかについて、国内外の事例を取り上げながら未来をみんなで見つめていきます。
この先10年の「日本における各地域の文化から広がる社会的処方」の姿を形づくるため、皆さんの力が必要です。多くの方のご参加をお待ちしております。
■日時
2024年3月3日(日)10時30分~19時20分(開場10時)
※「社会的処方EXPO」は、市民活動やリンクワーカー、また地域コミュニティの努力と関与に感謝し、お祝いするSocial Prescribing Dayに連動したイベントです。
■会場
京都経済センター 3F Room 3-F
〒600-8491 京都府京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78
※地下鉄烏丸線「四条駅」北改札口/阪急京都線「烏丸駅」 26番出口直結
■タイムスケジュール
10:00 開場
10:30 オープニング 「社会的処方、これからの10年」
10:40【1st Session:孤独・孤立推進法が描く未来】
山本麻里(内閣官房 孤独・孤立対策担当室 室長)
近藤尚己(京都大学医学研究科 社会健康医学系専攻国際保健学講座社会疫学 教授)
渡邉大輔(成蹊大学 文学部 現代社会学科 教授)
12:10【2nd Session:企業がつくる、まちの保健室】
金井政明(株式会社良品計画 会長)
西智弘(一般社団法人プラスケア 代表理事)
13:10 昼休み ※昼食は会場外でお願いします
14:10【3rd Session:学生が捉える「社会的処方」の現在地】
ばー子(武蔵野美術大学大学クリエイティブイノベーション学科)
橋本麻里奈(神戸大学医学部医学科)
大谷理歩(上智大学総合グローバル学部)
モデレーター:藤岡聡子(診療所と大きな台所があるところ ほっちのロッヂ 共同代表)
15:40【4th Session:言葉ではない表現で紡ぐ、ケアとアートのストーリー】
なかむらくるみ(DanceWell 講師)
黒田裕子(DanceWell 共同代表)
稲庭彩和子(国立美術館本部 主任研究員)
小澤いぶき(認定NPO法人PIECES)
岩瀬翔(式根島診療所 所長)
16:40 【5th Session:医療のエコ活動】
西智弘(一般社団法人プラスケア 代表理事)
※オンライン配信は17:00終了
17:10 分科会
①インタラクティブセッション
②社会的処方ツールキット製作ワークショップ
18:20 交流セッション
19:20 解散
■参加費
・先行チケット(会場):8,000円 (通常10,000円)
・先行チケット(オンライン):4,000円 (通常5,000円)
・学生チケット(会場):3,000円
・学生チケット(オンライン):1,500円
※先行チケットのお申し込みは1/31までです。2月以降は通常料金となりますのでご注意ください。
※「学生チケット」をご購入の場合は、申し込みフォームの「所属」に学校名を必ずご記載ください(記載がない場合は追加料金を頂きますのでご了承ください)。
※社会的処方研究所オンラインコミュニティメンバーは割引がございます。コミュニティページから割引コードをご確認ください。
※オンライン参加の方へは2月末頃にZOOMのURLをご登録いただいたメールアドレスへお送りいたします。また、当日にライブで参加できなかった方も、一定期間アーカイブで視聴できるようにいたします(アーカイブの公開は3月中旬から末ころとなります)。
EXPO前日、3月2日21時からは「前夜祭」も開催!
認定NPO法人D×Pの今井紀明さん、一般社団法人プラスケアの西智弘さんとともに、代表理事の小澤いぶきが「子ども・若者の孤独と社会起業の未来」をテーマに鼎談します。