2022年度活動計算書

(2022年4月1日から2023年3月31日まで)

※前期の2021年度は、事業年度の変更に伴い年度内期間が5か月(2021年11月~2022年3月)だったため、前々期の2020年度との比較で示しています。

 
 

①受取寄附金
前々期比では、約2倍にあたる15,336,671円の増収です。今期も400名を超えるメイトの方々によって活動を支えていただきました。他方、法人や個人篤志家の方による継続的な寄附や、新規での寄附機会に恵まれたことが影響し、大幅な増収につながっています。

②受取助成金
今期は、事業活動への複数年助成1本、組織基盤強化への助成1本、公的助成金1本の、合計3本の助成金をいただきました。

③事業収益
CforCプログラムの参加費や、CforCプログラムで利用するコンテンツやノウハウを法人向けに提供した際の利用料などが主に計上されています。

④経常収益計
前々期比では、4,332,825円の増収です。寄附モデルへと舵を切ってこの数年間団体運営を行ってきた中で、今期も個人・法人問わず本当に多くの方々の温かいご寄附によって事業活動を展開できたことに、心から感謝しています。

 
 

⑤人件費
事業活動に関わるスタッフの増員のため、前々期比では、3,186,652円の増加です。PIECESでは、皆様からのご寄附の多くを事業活動の担い手となる理事・スタッフの人件費として充当しています。

⑥謝金、業務委託費
前々期では、コロナ禍での緊急的な活動実施の際に、医療・福祉分野をはじめとした専門家やデザイナーなどに多くの謝金や業務委託費の支払いがありましたが、今期は例年の水準に戻っています。

⑦人件費
管理運営業務に携わる理事・スタッフへの報酬・給与を計上しています。今期から2名の理事に役員報酬を支払っていることなどにより、前々期比では1,620,000円増加しています。

⑧業務委託費
経理・総務・労務等の一部は、外部の専門家の方と委託契約を結んで業務を担っていただいており、それらの費用を業務委託費として計上しています。

⑨支払手数料
寄附額の増収に伴って生じた仲介手数料が増加している影響で、前々期比では、1,644,995円増加しています。

⑩当期経常増減額
従来から行っているCforCプログラムや啓発事業は緩やかに広がりを見せている一方で、コロナ禍での活動が終了したため、前々期比では、13,184,317円の支出減となりました。

 
 

⑪次期繰越正味財産額
今期も多くの寄附者の存在に支えられ、事業活動を展開することができました。来期への繰越額がやや大きく見えるかもしれませんが、2023年度から本格化するCforCのコンソーシアム化など、いくつかの大きなチャレンジの原資として活用予定です。既に新しく4名のスタッフが加わることになっており、これまでより一段高いステージへと組織を成長させられるように、今後の事業活動や組織運営に励んでいきます。