Citizenship for Children2020(以下、CforC)が8月からスタートしました!今年は探求コースが3つあり、昨年に引き続き水戸クラス、そして新たに今年から一般(全国)クラス、奈良クラスがスタートしました。水戸クラスはNPO法人セカンドリーグ茨城、奈良クラスは認定NPO法人Living in Peaceに協働パートナーとして一緒にプログラムをサポートして頂いています。
探求コース参加者は、社会福祉士や養護教諭、教員を目指す学生、地域おこし協力隊、子どもとの関わりを持っているけど、さらに一歩何かしたい方、既に子どもの居場所などのプロジェクトを始めている方など、年齢層もバックグラウンドも幅広く、様々な地域から参加してくださっています!
今回探求コースでは、「キックオフゼミ」として第1回ゼミを一般(全国)クラス、奈良クラス、水戸クラスに分かれて、オンラインで行いました。
ゼミに参加するメンバーの顔合わせは今日が初めて。これから6ヵ月間一緒に過ごすメンバーを互いに知ること、優しい間について深める「手がかり」を知る時間として自己紹介やCforCの目的の共有、ペアワークなどを行いました。
ゼミでは主に4つのワークを行いました。
①チェックインの時間
グループに分かれて、①名前(よばれたい名前)、②参加している場所、③今の体調/感じていること、④動画の感想、⑤今日の意気込みを一言ずつ共有しました。最初は緊張した面持ちでスタートしましたが、少しずつ話すことに慣れていきました。
②CforCの目的を共有
CforC探求コースで学んでいく内容を説明しました。CforC探求コースでは、PIECESで伝えている、優しい間を生むための市民性を醸成するために6か月通して学んでいきます。子どもの願いだを考えるだけでなく、参加するメンバー一人ひとりの願いも大切に両者の願いが成立した自分なりの関わり方を見つけていきます。
③自己紹介の時間
これからこのクラスが活動の基盤になっていきます。まずは活動するわたしたちが安心して信頼できる関係性を築いていくため、初めて会うメンバー同士、自己紹介を行いました。自己紹介では、これまで取り組んできたこと、そして、これから一緒に学び合うメンバーだからこそ話しておきたい今考えていることや感じていること、今後の目標などを各々が話しました。
④ペアセッション(対話)
これからの活動をどうしていきたいか、6か月の目標を考えるきっかけとなるペアセッションを行いました。ペアに分かれて、交互に問いを聞き、答えていきます。じっくり考えるのではなく、話しながら考えていきます。問われてみて、話しながら出てくる自分の声を聞きながら手がかりを見つけていきました。
<各クラスの感想>
◆一般クラス
8月9日(日)関東近郊から九州に在住する12名が参加しました。一般クラスは、参加者の他に昨年度参加者もチューターとして参加しています。
最初は全員初めましてということで、硬い雰囲気がありましたが、自己紹介やペアワークを通して、繋がりたいという雰囲気に変わっていきました。休憩時間も誰かがヨガを始めるとみんなで同じ動きをしてみたり、ゼミ後もFacebookでつながったり、その日あったことなどが雑談用のslackチャンネルで飛び交うようになりました。初回ゼミを通して、オンラインではあったものの、一つのコミュニティとしてのまとまりが出てきたように思います。
◆奈良クラス
8月16日(日)、奈良県近郊に在住する12名が参加しました。奈良クラスは、協働パートナーのLiving of Peaceも一緒に参加してくださっています。
初対面の方ばかりで初めは緊張した雰囲気もありましたが、自己紹介タイムで皆さんが積極的に思いを言葉にしてくれたことで、クラス全体の距離感が一気に縮まった感じがしました。ペアワークでは学生さんと社会人経験豊富な方など、普段なかなか関わることがない人たちと対話をする機会を通じて「視野が広がった」「自分自身に対する気づきにもつながった」といった声が挙がりました。ゼミ終了後には、「いつかクラスメイトと一緒に、子どもに関わるプロジェクトをしてみたい!」との声も。コミュニティとしての、これからの広がりがますます楽しみです。
◆水戸クラス
8月23日(日)、茨城県内に在住する8名が参加しました。水戸クラスは協働パートナーのセカンドリーグ茨城、昨年度参加者にも参加していただいています。
最初は皆さん緊張していましたが、チェックイン、自己紹介と一人ひとりのお話をじっくり聞くにつれてメンバーの想いも開示され、とても素敵な時間になりました。お昼休憩後にヨガインストラクターの参加者から簡単なヨガ講座があり、とてもリラックスした気持ちになったこともプラスになりました。最後の感想共有では、「ゼミのメンバーが連携してなにかムーブメントになればいいな」「色んな方の話を聞いてヒントやアイデア、アドバイスをもらえた」「このプログラムが持っている可能性を今日実感することが出来た」など、このコースに参加できて嬉しいと言った声をもらいました。