【重要なお知らせ】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への認定NPO法人PIECESの対応について

日本国内における新型コロナウイルス(COVID-19)への対応として、私たちはPIECESに関わる方々の安全と安心を考え、以下のような対応を取らせていただきます。(2/20現在)
 
既に公開しているイベントに関して、イベントの延期、もしくはオンライン開催という処置を取らせていただいているものもございます。ご参加予定のみなさまには大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解いただけますと幸いです。
※参加お申込み済みのみなさまへは、別途ご連絡をさせていただいております。
 
【予定通り開催】
●3月1日『学習する組織』から学ぶ「学習するコミュニティ」のためのリーダーシップ
※本イベントは開催規模等をふまえ、予定通り開催することを決定いたしました。ただし、以下のような症状をお持ちの方は参加をお控えいただき、ご自身の体調の回復を最優先して頂ければ幸いです。キャンセル連絡をいただきましたら、返金対応をいたします。
(1)咳などの呼吸器症状を有する方
(2)37.0℃以上の発熱がある、または解熱剤を飲んでいる方
(3)つよいだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
 
【オンライン開催に変更】
●3月17日
「活動説明会|子どもが子どもでいられる社会のつくり方」
お申し込み受付中 http://ptix.at/JavDBx
 
【開催延期】
●2月29日「子どもへの深い理解をもたらすアセスメントとは。子どもの尊厳を大切にする関わり|市民育成プログラム体験版」
●3月8日「Hello! PIECES! マンスリーサポーター限定お茶会」
※既にお申し込みいただいた皆様におかれましては、順次返金手続きを取らせていただきます。
 
新型コロナウイルスの状況を受けてPIECESではこのような対応を取らせていただくことになりました。ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんが、改めてイベントに参加していただける機会をつくってまいります。今回はそれぞれの健康と安心を第一に考えてこのような形をとりましたが、何卒ご理解いただけますと幸いです。
 

<参考>
厚生労働省:新型コロナウイルス感染症についてhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html


▼本件に関するお問い合わせ先
認定NPO法人PIECES
担当:藤田
MAIL:event[@]pieces.tokyo

アニュアルレポートが完成しました!

PIECESの2018年から2019年にかけての活動を振り返るアニュアルレポートが完成しました!
私たちPIECESがどんな想いで、どんな風に活動をしているのかをひとつの冊子にまとめています。

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内容
・代表のコラム
・コミュニティユースワーカー育成プログラム(2018.06-12)
・育成プログラムの水戸での展開(2019.06-12)
・研修やイベントを通して多様な市民性を育む
・財務会計報告
などを掲載しました。

PDFデータはこちらからご覧ください。▶︎PIECES アニュアルレポート

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\デザイナー 長谷川真澄/

今回、はじめて事業報告書制作をさせていただきました。PIECESは関わる大人・子どもの一人ひとりに対して、様々な角度から関係性をつくり、広げるための取り組みをしているので、1年間の事業のコンテンツをまとめて表現するのはやや大変でしたが、とても楽しく、私自身の学びにもつながるような、不思議な時間でした。 ぱらぱらめくっても楽しい、じっくり読み込んでも面白い。そんな報告書を目指したので、ぜひ手にとって楽しんでいただけたら嬉しいです。

●マンスリーサポーターのみなさまへ●

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マンスリーサポーターのみなさまへは、冊子のアニュアルレポートと「寄附金受領証」を郵送でお送りしております。

PIECESは「認定NPO法人」に認定されており、当団体へのご寄付は税控除の対象となります。確定申告により還付金を受け取ることができます。

もし、お手元に届かない・住所が変わったなどがございましたら以下の専用お問い合わせフォームからお知らせください。
▶︎ マンスリーサポーター専用_問合せフォーム

Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs の助成対象事業に選ばれました

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PIECESが「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」の助成対象事業に選ばれました。

「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」は、世界的な社会課題である「貧困の解消」に向けて取り組むNPO/NGOが持続発展的に社会変革に取り組めるよう、その組織基盤強化に助成するパナソニック株式会社さまのファンドです。

日本国内の貧困の解消、または貧困と関連のある問題の解消に向けて取り組むNPOの組織基盤強化を応援する「国内助成」で、新規助成としてPIECESの「組織の成長フェーズの変化に伴う、事業と組織の基盤強化に向けたアクションプラン策定プロジェクト」を採択いただきました。

▼国内助成概要
https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/npo_summary/kokunai_josei.html#selection

▼選考総評
https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/npo_summary/kokunai_josei/result2019/souhyou.html

▼国内助成 2019年募集事業 助成団体概要https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/npo_summary/kokunai_josei/result2019/gaiyou.html


【推薦理由】
PIECESは、設立から5年足らずの団体だが、子どもたちが自分と他者への信頼感と尊厳をもって、孤立することなく生きられる社会の実現を目指し、子どもと社会との接点に働き掛けることを通じて、子どもの周りに信頼できる他者との関係性が育まれるための仕組みづくりに取り組んでいる。

「孤立した子どもたちと関わる市民育成事業」は、子ども支援に関心のある市民を対象に、半年にわたる実践や研修を行い、各人がそれぞれに子どもたちのための新しい取り組みや活動を始めることをゴールとしている。2018年度までは東京都で4期にわたり50人を養成し、2019年度からは全国展開に向けて茨城県でプログラムを開始した。今後は関西や中部地方でも実施を予定している。

一方で、本団体は創業フェーズからスケールフェーズに移行していく中で、理事の変更やメンバーの増員など組織体制が変化している。更にスピード感を持って経営を推進するためには、創業メンバーの暗黙知に基づく経営を改め、中長期計画や事業戦略の策定、意志決定基準の言語化などが求められている。

助成1年目は組織診断を行い、組織の課題と個人の課題の双方を把握する。また、組織で活動する際の行動指針(クレド)を策定し、2年目以降に予定する中長期計画の策定とその運用に関する制度設計のための準備を行う。
孤立している子どもへの支援には、アウトリーチによる支援が重要である。組織診断や組織基盤強化によって、こうした人材の育成が拡がり、本団体がさらに大きく進化することを期待したい。


いただいた機会と期待にお応えできるよう、事業をすすめて参りたいと思います。

2020年もよろしくお願いいたします。

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「子どもたちが孤独の中で生き続け、社会のことを信頼できなくなる明日よりも、人の想像力から生まれる優しいつながりが溢れる社会をつくりたい。」


PIECESはそんな願いを込めて、これからもみなさんと一緒に優しい社会をつくっていくため、市民一人一人の力により、時代を超えて子どもたちの周りにより優しい”間”が生まれ続ける事業を、多様な方々と前に進めていきたいと考えています。
ぜひ、みなさまと一緒にこのチャレンジをさらに進めていけたら嬉しいです。

2019年変化の年から、2020年飛躍の年へ。

改めまして、2020年もどうぞよろしくお願いいたします。
 

PIECES 一同

- Thanks For Piece -2019年もありがとうございました。

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いよいよ今年もあと数日となりましたね。師走のお忙しい時期かとは思いますが、みなさんいかがお過ごしですか?
 
2019年はみなさんにとってどんな一年間だったでしょうか。
PIECESは新しい団体が誕生したり、新たに市民育成のプログラムの全国展開を始めたりと激動の一年間とも言えるものでした。

ひとりひとり異なる正しさや価値観、文化を持つ私たちが共に在れるような、優しさが循環していく寛容な社会をつくりたい。今を生きる子どもたちの声を聴き、共に描き、つくっていきたい。そんな願いから、東京都で行ってきたプログラムを、全国へ展開すべくまずは水戸地域、セカンドリーグ茨城さんや地域の方々と協働しプロジェクトを進めて来ました。

新たに団体が独立したり、プロジェクトが大きく展開したりと変化の大きな一年でした。
それでもPIECESに願いを託して寄付などで応援してくださったみなさんがいたおかげで、歩み続けることのできました。

「子どもたちが孤独の中で生き続け、社会のことを信頼できなくなる明日よりも、人の想像力から生まれる優しいつながりが溢れる社会をつくりたい。」


PIECESはそんな願いを込めて、これからもみなさんと一緒に優しい社会をつくっていきたいと思っています。

一年間、本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
 

PIECES CEO / Founder 小澤いぶき


「寄付納め」しませんか?

一年の締めくくりに、「寄付納め」をしませんか?

子どもやその家族の周りに優しさを広げる情報発信や、市民育成プログラムを実施していく活動は、マンスリーサポーターのみなさまからの、毎月のご寄付で支えていただいています。

全国の子どもと家族の周りに「頼りあえる関係性」がはぐくまれる社会を、一緒につくりませんか?


▶︎マンスリーサポーター(月額寄付会員)のご登録は下記リンクからお手続きいただけます。
https://www.pieces.tokyo/donation

寄付の方法をいろいろご用意しておりますので、ぜひ、ご検討ください。

大和証券グループ 輝く未来へ こども応援基金の助成先に選定されました。

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12/19 大和証券グループ 輝く未来へ こども応援基金
「こども応援基金」の助成先に選定いただきました!
大和証券グループによる「こども応援基金」の助成先に2017年度2018年度に引き続き、3年目となるPIECESも継続助成いただくことができました。1月21日に授与式が開催される予定です。
詳細:https://www.value-press.com/pressrelease/233286

【マンスリーサポーターの方々へ大切なお知らせ】再登録手続きのお願い

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マンスリーサポーターのみなさま

いつもマンスリーサポーターとして毎月のご寄付で私たちの活動を支えていただき、ありがとうございます。雨が降るたびに朝晩の冷え込みが増してきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

今年度は、みなさまの月々のご寄付を支えに、茨城県水戸市で育成プログラムを12名の参加者のみなさんとスタートし、全国展開の第一歩を踏み出すことができました。継続的なご支援に心から感謝申し上げます。
来年度は、さらに活動を広げるため、より多くの方にマンスリーサポーターにご登録いただくことを目指しています。そこで、サポーターのみなさまの情報を安全・丁寧に管理し、事務局運営を効率化するため、誠に勝手ではありますが、寄付の決済システムを変更することといたしました。

お忙しい時期に大変恐縮ですが、システム切り替えに伴う、マンスリーサポーター再登録手続きにご協力をお願いいたします。


●マンスリーサポーター再登録手続きのお願い●

再登録手続きは3分ほどで完了いたします。
基本的には、12月中に、新しいシステムへの登録をお願いいたします。

※登録いただきましたら、登録月の決済が重複する場合、決済の取り消しの手続きを弊団体で行います。

<再登録手続きステップ>

  1. 寄付手続きページ https://www.pieces.tokyo/donation
    マンスリーサポーター(月額寄付)登録」 ボタンをクリックする。

  2. 新しい決済システム(Robotpayment)で「ご支援者情報」を入力する。

  3. 旧決済システム解約のため、申し込み者情報の備考欄に「アナザーレーンの解約希望」と忘れずに記入ください。

  4. 上記手続きをもって、再登録手続きが完了いたします。
    ※現在ご登録いただいているマンスリーサポーターの情報はPIECES事務局が削除いたします(今後は、新たにご登録いただいた日付が毎月の決裁日となります)。

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<再登録に自信がない、手続が不明な方へ(お問い合わせ先)>

移行手続きにお困りの際は、お電話でご相談を承ります。
ご希望の時間帯と連絡のつくお電話番号を メール:info[@]pieces.tokyo にてお知らせください。
PIECESのメンバーからお電話させていただきます。

■メールでのお問い合わせ
info[@]pieces.tokyoまでご連絡ください。

マンスリーサポーターの皆さまには、この度のシステム変更にともない再登録というお手間をおかけしてしまい、誠に申し訳ございません。
日ごろのご支援、そして今回のご協力にお応えできるよう、お預かりした情報をより安全・丁寧に管理していくと共に、事務局運営を効率化することでPIECESとしての活動により力を入れてまいります。

すべての子どもたちの尊厳が尊重され、安心して暮らせる子どもたちが1人、2人と増えていく。
そのような嬉しい成果を皆さまにご報告できるよう、スタッフ・メンバー一同、全力で歩んでまいります。

「FITチャリティラン」でPIECESが寄付先に選ばれました!

2020年1月19日(日)に開催される「FITチャリティラン」でPIECESが寄付先に選ばれました!

FITは、「FInancial Industry in Tokyo」とあるように金融系の企業のスポンサーやサポートで成り立ってるチャリティの取組です。
http://fitforcharity.org/ja/index.html

企業単位の協賛やランナー参加、個人でのボランティアを募集されていますので、ご関心のある方はぜひご応募ください。
http://fitforcharity.org/ja/2019/how-to-get-involved.html


FITチャリティ・ラン2019

日時 (予定):2020 年1 月19 日(日)9:30 – 13:00

場所:聖徳記念絵画館および明治神宮外苑周辺周回コース(東京都新宿区)

種目(予定)
10 キロ・ラン (コース5 周)
5 キロ・ラン (コース3 周)
1 キロ・ウォーク(コース1 周)
企業対抗リレー(200mx4名) ※スポンサー企業さまのみ

対象
金融サービスおよび関連事業を展開する企業の社員とその家族・知人。
参加者は企業単位で参加登録をお願いいたします。

クラウドファンディング 269名からのご支援ありがとうございました!

4月から始まった、あらたなPIECESの挑戦。
269名のみなさまに支えられ、総支援額 2,621,143円にて終了いたしました!

今回のクラウドファンディングでは、集まった金額ももちろんのこと、
269名という多くの方々からご支援いただけたことがありがたく、PIECESメンバー一同、心から感謝しております。本当にありがとうございます。

育成プログラム全国展開の一歩目としての150万円、そしてラーニングコミュニティ創出に向けたネクストゴールの250万円を目指し、この2ヶ月進めてこれたのは、みなさまからのあたたかいご支援・応援があってこそでした。

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「子どもの孤立」に関心を寄せている方・何かアクションがしたいと思っている方がたくさんいること。
PIECESの活動が多くの方に支えられ、そしてそのひろがりに期待していただいていること。

ここまで一緒に伴走し、想いを優しく広げてくださった方々。
寄付で関わってくださる方々。言葉を届けてくださった方々。
そっと見守ってくださった方々。そしてPIECESのコミュニティユースワーカー、プロボノの方々、メンバー。

このクラウドファンディングを通してじわりじわり、しっかりと感じ、受け取ることができました。
たくさんの方々と子どもの周りに優しい間を紡ぎ広げていける可能性がとても嬉しいです。

これまで東京でつくってきた育成プログラム。
これを各地域の方々とともに、プログラムを通して優しい間が子どもの日常に生まれていく広がりを紡いでいく。
そして、各地の方々がラーニングコミュニティを通し、地域を超え、エンパワメントしあい、学びあい続けていく。

子どもと寄り添う優しい大人を育成するプログラムを全国に広げ、
地域を超えた学びとつながりを生む「ラーニングコミュニティ」の創出に向け

その立ち上げを各地域の方々と、子どもたちを主体としながら、関わってくださるみなさまの想いとともにつくっていきます。

***

各地域での展開や共創パートナーのご紹介、取材の紹介などは下記お問い合わせフォームからご連絡ください。
https://www.pieces.tokyo/forms

PIECESでは、月1000円からの寄付会員(マンスリーサポーター)も募集しています!
https://www.pieces.tokyo/donation

***

ここからまたどうぞよろしくお願いいたします。

イベントレポート|190423開催『誰も知らない家族の話』

誰も知らない家族の話

〜自分の「家族」について、誰かの「家族」について、一緒に考えてみませんか?〜

2019年4月23日イベントレポート

こんにちは。PIECESインターンの濵口です。今回は4月23日に開催された「誰も知らない家族の話 〜自分の「家族」について、誰かの「家族」について、一緒に考えてみませんか?〜」のイベントレポートをお届けします。

グラフィックレポート:PIECESインターン 濱口 芽生

グラフィックレポート:PIECESインターン 濱口 芽生


イベント告知当初から多くの方々からお申し込みを頂き、平日の夜の開催にも関わらず、オンラインも含めると50名を超える方々にご参加いただきました!ありがとうございます。

それぞれが想いを持って参加くださり、真剣な眼差しでメモを取りながら、それぞれの観点を共有してくださる深い会となりました。


<登壇者紹介>

・NPO法人 親子の未来を支える会 代表 林伸彦さん

・NPO法人 親子の未来を支える会 代表 林伸彦さん

まずは、親子の未来を支える会の林さんのお話です。

林さんが代表理事を務めるNPO法人親子の未来を支える会は「-1才の命」と向き合い、「生まれる前からの支援」の大切さを伝えていく活動を行っています。

「もしもお腹の赤ちゃんに障がいや、病気が見つかったらと想像してみてください」と林さんは言います。

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「生まれる前から、人生は始まっているんです」

おなかの赤ちゃんの障がいや病気が見つかるときは「普段の定期健診」ということがとても多いそうです。
突然告げられた妊婦さんの気持ちは、「家族にどのように伝えるか」「無事に産むことが出来るのか」「産んだあとのサポートはあるのか」などの様々な不安があります。

「日本には、生まれる前の赤ちゃんに異常が見つかった時に特化して相談できる機関がないため、妊婦さんは自身の不安や葛藤に向き合いながら、数日から数週間という限られた時間で、自ら情報を探し、決断をしなければなりません。」と林さん。

「周りでサポートする人への適切な情報も行き渡っていません。そのため、『大変そう』というイメージだけで産むことに反対してしまう人もいます。」

そこで親子の未来を支える会では、おなかの子に病気があった時に、同じような子どもを育てている他の家族や、患者本人と出会えることを目的とした、ピアサポートサービス「ゆりかご」を2016年に開始しました。

また、胎児診断を受けた方やサポートする方にむけたブックレット作成や、電話・LINE相談窓口の開設、医療者向け講習会の開設を目標として、「胎児ホットライン」設立を目指しています。
(クラウドファンディングで資金調達していた、胎児ホットライン設立プロジェクトは2019年5月15日(水)成立されました。おめでとうございます!)

生まれる前のからの支援は「予防・ピアサポート・胎児治療・福祉連携」など様々です。
まずは「知る」ということから始めること。

支えられる人も支える人も、安心して妊娠、子育てができる社会を目指し、活動に取り組まれてます。

1人ひとりが安心して子育てができる環境づくりを行うことは本当に大切なことだと感じることができました。


・認定NPO法人PIECES代表 小澤いぶき

・認定NPO法人PIECES代表 小澤いぶき

「皆さんの周りに、困った時に頼れる存在はいますか?」


PIECESは、子どもたちが孤立せずに安心して頼れる市民の優しい繋がりを社会に増やしていくために、日々活動に取り組んでいます。

「人に頼ることも、将来を望むことも、すごいエネルギーを必要としているんです」と小澤は話します。

実は人に頼るというのは極めて主体的な行為です。「人に頼る」という行動には3つの壁があると考えています。

それは、まず「自分で自分の課題を認識できること」次に「その課題を訴えかけられる人が近くに思い浮かべられること」、そして「実際にその人に訴えかけに行けること」です。

子どもたちが社会から排除されている状態でこの3つを超えていくことは1人だけではとても難しいことです。同時に子どもたちが周りに「頼ること」ができる環境、社会づくりや、子どもが育つ社会が優しさに溢れた社会であることは、本当に大切なことです。


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「優しい繋がりが生まれる社会をつくりたい」

私たちPIECESでは、人と人の「間」の関係性を作っていきたいと考え活動をしています。

「社会を信頼できなくなる明日より、優しい関係が人の想像力から生まれる未来を作りたい。」
「人と人の間に優しさが生まれる生態系をつくりたい」これらの思いから子どもと寄り添う優しい大人育成プログラムの全国展開を目指しています。


クロストーク

それぞれの活動についてのお話の後、和やかな雰囲気の中、林さんと小澤さんのクロストークが行われました。

和やかな雰囲気で始まるクロストーク

和やかな雰囲気で始まるクロストーク

「おなかの赤ちゃんに病気や障がいがあるかもしれないと診断されたとき、自分が想像していた未来の形が急に変わることになる」と林さん。

そこから産む、産まないの選択などをしていかなくてはならない。

どの選択をしても納得できる答えはでないかもしれない。けれど多様な選択肢が尊重される社会、迷って向き合って出した答えが尊重される社会にしていきたいとお話をされました。

また、親子の未来を支える会の水戸川さんや、PIECESの斎からの子育てのお話もありました。

親子の未来を支える会の水戸川さん

親子の未来を支える会の水戸川さん

妊娠中や子育ては、周りの環境が変わる時期で、心も不安になったりすることが多いです。

その中で自分が良かれと思って言ったことが相手を傷つけてしまったり、すれ違ってしまったりすることがありました。

しかし、考え続けること、向き合い話し合うことが大切であると感じています。

「そして、決断をした後でも、その考えは変わって良い、迷っていいんです。どれだけ話し合い、向き合えたかが大切になってくるんです。」と話されました。

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「家族」については公に話すことが少なく、また「孤立している子どもたち」についても、どこか「他人事」「自分には関係ない」と思ってしまうかもしれません。

1人ひとりが「自分ごと」として考えること、常に関心を持ち、自分に出来ることは何かあるだろうかと考え続けることが大切であると今回のイベントを通じて、改めて感じました。

それぞれの活動が重なり合い、優しさの溢れる社会をひろげていければと思います。


NPO法人親子の未来を支える会のマンスリーサポーターになる
https://peraichi.com/landing_pages/view/fabsupportdonation

認定NPO法人PIECESのマンスリーサポーターになる
https://www.pieces.tokyo/donation