子どもたちの日常を支える地域の担い手を増やしたい|市民向けオンラインプログラム参加者募集スタート!

2022.05.10
プレスリリース

子どもの心の孤立の解消に取り組む認定NPO法人PIECESは、市民向けオンラインプログラム「Citizenship for Children」(CforC)2022年度は75人の参加者を募集します。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000020278.html

コロナ禍で深刻化している子どもの孤立に対する、仕組みと文化づくりのアプローチ

地域社会を取り巻く現状として、子どもの虐待や貧困、いじめなどの問題が顕在化しています。そこには孤立した環境の中、痛みや心の傷を一人で抱えて頑張っている子どもたちの姿があります。ここでいう「孤立」とは、安全に頼れる誰かがいない環境で、他者や社会への信頼を失っていく状態です。
こうした子どもの孤立を防ぐために、PIECESでは2016年から、本プログラムの前身である「コミュニティユースワーカー育成プログラム」をスタートさせ、2019年より「Citizenship for Children」に名称を変更。2020年にはオンラインでプログラムをスタートし、全国から160名以上が参加、5つの地域と連携しています。子どもの育ちにとって大切な、信頼できる他者の存在を地域に増やしていくための取り組みを、各地に展開してきました。

子どもが孤立しない地域をつくる「Citizenship For Children」プログラム

本プログラムで行うのは、いわゆる支援職や専門職の養成ではありません。一人の人であり市民である自分を客観視すること。子どものためだけでも自分のためだけでもない、その両者を大切にするとはどういうことかを問う視点をもった上で、具体的なアクションを起こすこと。そして、答えを求めるのではなく、学び続け、問い続ける姿勢を持つこと。そのような市民、また市民によるアクションが子どもの生活する日常の中に生まれ続けていくことを目指しています。

コロナ禍だからこそ学びを止めず、オンラインで様々な分野の講師や全国の仲間と探求する

講座では、児童精神科医、プレーワーカー、ソーシャルワーカー、まちづくりの専門家など、子どもに関わる専門職の講師から関わりの事例を学ぶことができ、リアルタイムに講師に質問をする機会もあります。その後、講座で学んだエッセンスを、ゼミや仲間との対話を通して、自分に落とし込んでいきます。
参加者は全国からオンラインで参加することができ、自分とは違う立場の仲間と共に考えを深めていきます。

今年リニューアルしたCforCページでは、CforC修了生の声や講座レポなどをわかりやすく紹介!

【コース概要】
学びのプロセスに応じた3段階のコースをご用意。「みつめるコース」は子どもと接する時の基礎知識で構成された講座と双方向のゼミで市民性を探求します。その後、さらに学びを深めたい人向けに2つのコースをご用意。「うけとるコース」では、子どもとの関わりや出来事を多面的に捉えるスキルを身につけます。「はたらきかけるコース」では、さらに講座とゼミを重ね、自分らしいアクションを探求し、実践を目指します。

【期間】
みつめるコース:7月〜9月 (6〜10時間/月)
うけとるコース:10月〜1月 (4〜5時間/月)
はたらきかけるコース:10月〜1月 (うけとるコースに加えて6〜8時間/月)

【募集人数】
75名程度

【修了生の声】
●地域活動/任意団体 45~54歳
専門性がなくても、自分がやってる居場所や活動を肯定できるようになった。このままでいいのかと苦しいところがあったけど、観察するところに意味があると思えた。一回自分のことを肯定して、また新しい課題が見えた。すごく楽になった感じがあった。

●学校関係・45~54歳
学校で相談員として働いているが、教員でも専門職でもない役割のため、本当は関わりたいけど「相談室にくる子だけでいいや」というように関わる範囲を区切るようになっていた。
でも、プログラムを通して、自分の気持ちを大事にした方がいいと思うようになった。

●大学生・16~24歳
これまで他者との違いに対して「違うのは寂しいこと」として捉えていて、共感できる人に対して自分が前のめりになってしまう感覚がありましたが、違いに目を向けることができるようになったことで、他者との関係性にいい意味で執着しなくなったり、自分の中だけで持っている願いや核みたいなものを信じることもできるようになった気がします。

コースの詳しい内容やお申し込み、これまでの修了生の活動についてはwebページ(https://www.citizenship-for-children.org/program )を御覧ください。
 


【代表理事メッセージ】
私は児童精神科医として、さまざまな子どもたちに出会ってきました。明日どころか、1分先のこともわからない。そんな環境下で生きている子どもたちが、私たちのすぐ隣にいるという現実を「仕方ない」では終わらせたくない。そんな想いから、孤立が深刻化する前に、子どもたちの生きる地域に信頼できる市民を増やすための活動を行なっています。

代表理事 小澤いぶき

理事退任のご挨拶

こんにちは。PIECESの青木です。


道端の樹木に色が付き始め、日差しが暖かくなってきましたね。まだコロナの脅威は衰えておりませんが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

いつも大変お世話になり、誠にありがとうございます。お知らせしたいことがございまして、ご挨拶させていただきます。



私事で恐縮ですが、4月15日を持ちまして、PIECESの理事を退任し、スタッフとしての勤めもいったん退職することになりました。

PIECESがまだかたちになる前の2015年末頃から関わり始め、ここまで6年間歩んできたPIECESから離れることはとても寂しいですが、みなさまとともにつくってこれた歩みは、私にとってとても誇りであり財産です。

未熟な私をご指導、ご鞭撻いただいたみなさまには本当に感謝してもしきれません。ありがとうございました。

おかげさまで、ここまで歩を止めずに来れたのだと思います。


今回このような決断にいたった背景としては、市場や国家政策などの動きと市民社会の関係性についてもっと真剣に取り組んでみたいと思ったことがあります。

PIECESという市民社会における活動に従事しながら感じていたのは、資金調達や活動をつくっていく際、どうしてもそこの影響を免れ得ないということでした。


市民社会の営みとは、①政府セクター、②市場セクター、③親密圏セクター(家族やプライベート)という3セクター以外の残余の社会活動領域に属するものです。つまり、非政府性(non-govermental)、非営利性(not-fot-profit)、人間関係の公式性(formal)という基準を満たす社会活動のことです(参考:『市民社会論ーー理論と実証の最前線』法律文化社)。


現状の市民社会は、新自由主義のイデオロギーが、NPOの経営にも入り込み(経営手法、ファンドレイズ手法等。そもそも、NPOで活動を推進していくことを経営という表現をすること自体も含まれますね)、公共的な活動も準市場化され、そして市民活動自体にも強い影響を与えています(例:地域主体の市民活動は減退し、個人主義的な活動が増加している等)。さらに、政府の指針にも助成金や補助金も左右されるため、政府の影響ももちろん免れません。


こうした現状を肌身で感じ、市民性というものを掲げて活動する身として、「これからの市民社会は、国家や市場とどういう関係を築いていけばよいのか?」という問いに対して、もっとダイレクトに取り組んで行きたいと思っていました。



そこで、新しい業界に転職して、これまでとは違う角度からこの問いについて考えていくことにしました。

私個人の思いとしては、一人ひとりの権利と尊厳が尊重され、優しい間があふれる未来(PIECESのビジョン)をつくっていくことに変わりはありません。

ですので、新しい分野での仕事に挑戦しつつ、PIECESにもプロボノ、相談役として関わり続け、みなさんと一緒に市民性醸成の歩みを進めて行きたいと思っています。

また、新しいメンバーも加わり、PIECESは自律的に運動していき続けるための体制づくりが進んでいます。





市民性はわたしたちの生活の土壌です。

政治が変わったり、法律が変わったり、生活をささえるインフラ企業が変わったり、たとえ国家という仕組みが変わったとしても、市民性は常に土壌としてわたしたちが生きる社会のベースになっていくのではないでしょうか。


そして、わたしたちのあり方こそが市民性を耕していくものです。

だからこそ、今後もみなさまと一緒に歩んでいけたらと思いますし、今後もこの歩みを止めないよう、みなさんも一緒にもっと動いていけると嬉しいです。


どうか引き続き、何卒どうぞよろしくお願いいたします。



青木翔子

「Citizenship for Children」のホームページをリニューアルオープンしました!

子どもが孤立しない地域をつくる「Citizenship For Children」プログラムのホームページを本日リニューアルオープンしました。活動をよりわかりやすくお伝えできるよう、ページ構成やデザインを一新しました。

プログラム詳細のほか、これまでの活動や想い、修了生インタビューなども紹介しています。

ぜひご覧ください。また、2022年度の参加者は5月中旬から募集予定です。

採用2022| 募集中!

子どもが孤立しない優しい間のあふれる社会をつくるために、市民性醸成プログラムのファシリテーターと、組織の屋台骨を支える事務局マネジャーを募集します。その他、プロボノ・インターンも募集中!!

認定NPO法人PIECESは、2022年6月に法人設立から6年目を迎えます。設立以来取り組んできたCitizenship for Childrenプログラム(CforC)が普及・発展フェーズに本格的に突入していく今年、事業活動を一層推進していくためのメンバーを新たに募集することになりました。

組織としてはまだまだ整っていないこともたくさんありますが、だからこそ一緒に事業を形作っていく手応えや、組織の一員としての責任感を感じられる環境でもあります。急速な変化や成長よりも、対話と内省を軸にした豊かな変容を追求するPIECESで、是非一緒に働いてみませんか?

募集にあたっての詳しい背景はこちらのnoteををご覧ください。


今回の職員募集では、有給スタッフ2職種(CforCのプログラム運営を担うファシリテーター と 組織全般の管理運営を担う事務局マネジャー)に加え、プロボノ・インターンスタッフも同時募集します。

◯採用フロー

1. エントリー ※締め切りは募集職種によって異なりますのでご注意ください。

2. 採用説明動画の視聴  ※エントリーいただいた方にこちらからお送りします

3. 書類選考 ※書類を早く提出いただいた方は、早めに面談に入ります

4. 面談(2回程度) ※プロボノ・インターン採用での面談は1回程度です

5. お試し参加(可能な範囲で、活動に参加(1~2回))

6. 最終面談

●採用募集概要はこちら●
https://www.pieces.tokyo/saiyo2022

●採用の背景・想いはこちら●
https://note.com/pieces_magazine/n/n46843561591d

#ひろがれPIECES #CforC #採用2022 #募集

ウクライナ・ロシア紛争に対して、「世界にあなたの声を」を他団体と共に立ち上げました。

理不尽な暴力の連鎖をとめるために、国家を超えた市民の声を。

私たちは、同じ時代、同じ世界をともに生きる市民として、平和をとり戻すために努力を続けるウクライナとロシア及び全世界の市民に連帯の意を示します。

▼「世界にあなたの声を」キャンペーンサイト
https://voiceforpeace.world/


人々の安全な暮らしの土台となりうる国家の持つ権力が、時に理不尽な暴力の連鎖を引き起こすことがあります。そしてその暴力により、日常が壊されていくのは、そこに暮らす子ども、そして市民です。

わたしたちは、この社会を共にしている子どもたち、そして市民の、安全な日常がなくなっていくことに、その人たちの尊厳が大切にされない状況に、深い悲しみを感じます。

繰り返されていく暴力は、決して誰かだけの責任ではないからこそ、何がこの連鎖を止めうるのか悩み、PIECESに関わる人たちと、そしてこれまで共に歩んできた人たちと葛藤を共有しながら、できることを考えました。

国家という巨大な権力の前に、自分たちの力は時に微々たるものに感じます。
けれど、離れていても、一人の人としてつながり、言葉を交わせる今の時代だからこそ、地域や国を超え、共に社会に働きかける市民の力は、様々な地域で起こる暴力の連鎖を平和の流れに変えていく糧になるはずだ、とも思う自分たちもいます。

私たちは、子どもたちの暮らす日常に「市民性に根ざしたwellbeing」が広がる社会を目指して活動しています。葛藤し迷いながら、一歩一歩社会に働きかけていく一人ひとりの市民性が、地域の風景を育み、変化の芽吹きを生み出している。

市民の手元から紡がれる可能性に触れる中で、この時代を、この世界を共にする市民が、ともに学び合い、知恵を分かち合い、社会に働きかけていくプロセスの先に、もしかしたら止められる暴力や、進みうる違う道があるのではないか、という思いが確かなものになっています。

活動を通じて市民の手元から紡がれるたくさんの可能性に出会ってきたからこそ、今、一人の市民である「あなた」の声と共に進んでいきたい、そう思いキャンペーンを立ち上げました。

理不尽な暴力が連鎖する社会が、人々の尊厳が尊重される社会に変化する道を、一歩一歩進めていきたい。
そして今、この瞬間にも脅威や大きな痛みの中を生き延びているあなたと、平和を望むあなたと、共にありたい。 

同じ時代、同じ世界を共に生きる一人の市民として、ウクライナやロシア、そして全世界で平和を望む人々、今この瞬間も暴力に晒されている全ての人々と共に歩んでいく意を示すために、私たちは声を発します。

・起こっていることに目を向けてみる
・考えてみる
・寄付をしてみる
・疲れた時は情報から少し離れて自分を大切にする
・誰かと葛藤を共有してみる

正解がないからこそ、共に考え、知恵を分け合い、葛藤し、時に立ち止まりながら、心の声を大切に進んでいきたい。そう願っています。

あなたの声が人と人を繋ぎ、声が力となり、そしてその力が一人一人の尊厳が大切にされる社会を紡いでいく。このキャンペーンを通して、そんな時代の流れへの一歩を一緒につくっていきませんか?

ぜひ、自分がやってみた市民としてのアクションや声を、ハッシュタグ(#voiceforpeace)に載せて届けてください。

認定NPO法人PIECES 代表理事 小澤いぶき

代表小澤いぶきがNewsPicksプロピッカーに就任!

2022年3月より、代表理事の小澤いぶきがNewsPicks(ニューズピックス)のプロピッカーに就任いたします。

NewsPicksは「経済を、もっとおもしろく。」を掲げるソーシャル型オンライン経済メディアで、国内外の厳選された経済ニュースが掲載されています。

プロピッカーとは編集部が厳選した公式コメンテーターとして活動する専門家のことで、現在300名以上のスペシャリストが参画しています。ぜひ登録&フォローをお願いいたします!

▼小澤いぶきをNewsPicksでフォローする
‍https://newspicks.com/user/7536907

▼3月のプロピッカー紹介記事はこちら
https://newspicks.com/news/6752128/body/?ref=recommended-picker

▼小澤からのコメント

みなさんこんにちは!この度プロピッカーに就任しました認定NPO法人PIECES(ピーシーズ)代表の小澤いぶきです。
子どものメンタルケア・トラウマケアを専門にする児童精神科医を経て、子どもたちの日常に「市民性に根ざしたwellbeing」が広がっていく社会目指し2016年にNPOを設立。
子どもや自分の暮らす地域と社会にとってのwellbeingを育む市民性醸成事業「Citizenship For Children」を展開しています。

子どもが子どもでいられ、自分が自分でいられる、一人一人の存在と尊厳が大切にされ合う日常が地域を超えて広がっていくプロセスを、多くの方と共にできたらと思います。

認定NPO法人PIECES 代表理事 小澤いぶき

2022年|新年のご挨拶

2022年、新年あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。


寒波の中体調をくずされてはいませんか?


私たちPIECESは、今年2022年も様々な地域の団体や地域で暮らす方々と、そしてPIECESメイト(寄付者の方々)やまきば(プロボノの方々)と、Citizenship for Children(CforC)プログラムを通して、wellbeingに繋がる市民性を子どもと共に、子どもの周りから育んでいきます。


小さなこの芽吹きの土が耕され、
あちこちの種から芽が生まれ、
少しずつ少しずつ森となっていく。
そして市民性の森があちこちで生まれる。

そんな市民性の循環を、今年度は様々な地域で広げ育んでいきたいと考えています。


その森を育む、泉や風、土が、PIECESメイトやまきば(プロボノ)、各地域でCforCに関わるメンバーであり、それぞれの形で、PIECESに、そして社会に関わる人たちの手元から市民性が手渡され、社会が育まれていくのだと思います。
市民性の発揮が変化する社会の方向に影響する、という感覚を、私自身皆さんとともに歩む中で強く感じています。


一人一人の手元から紡ぎ出される市民性に根ざした姿勢や行動、
その先には、誰かや何かの痛みや排除の上に成り立つ社会ではなく、それぞれのwellbeingをお互いが育みあっているような社会が立ち現れると信じています。


CforCから生まれた市民性の芽吹きを育み広げ、その先の風景を手繰り寄せる今年の旅を一緒に共にできることを楽しみにしております。

ぜひ、多くの方と今年もご一緒できましたら嬉しいです。
どうかお身体に気をつけて、新年をお過ごしください。

代表理事 小澤いぶき


1月31日まで寄付キャンペーンを行っています

現在PIECESでは寄付キャンペーンを行っています。

2022年の活動を共に進めていく仲間、PIECESメイト(毎月の継続寄付者)を150名募るキャンペーンです。

詳しくはこちら

ぜひこの機会に、仲間になってくださったら嬉しいです。

Thanks for piece|PIECESより年末のご挨拶

2021年もありがとうございました!

2021年はみなさまにとってどのような一年間だったでしょうか。

長引く新型コロナウイルスによる影響で、思い描いた未来を実現すること、未来を思い描くことは決して容易いものではなかった1年間だったと思います。

そんな2021年、昨年に引き続きコロナ禍において様々な社会問題が顕在化する中で、子どもに関わる省庁が発足する議論が一層活発となり、孤独・孤立に対する施策も国策レベルで進歩が見られた一年でもありました。一方で、目に見えない子どもたちの痛みが、痛ましい事件となって表出してしまったり、居場所がわからない子どもたちが増えたりしています。

そんな中で私たちPIECESは、子どもたちの心の孤立に寄り添い、信頼できる他者を増やす取り組みを着実に進めてきました。

  • 4月 Citizenship for children2020成果報告書完成

    PIECESが出すアウトプットにおけるポリシーをお伝えしました。

  • 6月 法人設立5周年を迎える。5th anniversary week実施

    5周年という節目を迎えたPIECES。5周年weekでは各種ライブ配信にて、PIECESのこれまでと今を紐解くトークを行いました。

  • 7月 CforC2021スタート

    PIECESのメイン事業Citizenship for Children。実施場所:水戸・奈良・地域横断。実施コースを「みつめる」「うけとる」「はたらきかける」に刷新。

  • 8月 Reframe Lab展示会「もるめたも」

    アートプロジェクト「Reframe Lab」ではそれまで「自分」だと思っていたものが、あるとき水に、鳥や風に、土中の菌から宇宙にまで変容していくメタモルフォーゼ(変容)の物語「もるめたも」を制作。8月には東京 高田馬場で展示会を実施。

  • 8月-9月 問いを贈ろうキャンペーン

    自分や社会のウェルビーイングについて考える「問い」を1ヶ月間1日1つ贈るキャンペーンを実施。ゲストからの問いやイベントを行い、広く社会に向けて市民性を耕す取り組みとなりました。

  • 11月 虐待防止月間

    厚生労働省が定めた児童虐待予防の啓発を行う「児童虐待防止推進月間」では、児童虐待に関する情報やその情報の読み解き方などに関する情報を発信しています。

  • 12月 PIECESフォーラム,寄付キャンペーン|寄付者限定コミュニティ始動

    「こどもがこどもでいられる社会」をテーマに年次報告会を実施。同時に寄付キャンペーンもスタートしました。
    寄付者限定のオンラインコミュニティ「Piece for Peace」も始動し、寄付者の方々も共に市民性を探求し、広げていく仲間であることを再認識しています。

5周年という大きな節目を迎えた今年、歩みを何歩も進めることができました。これらはひとえに、応援いただく皆様の力があってこそです。本当にありがとうございます。



違う正しさや価値観、文化を持つ私たちが共に在れるような、優しさが循環していく寛容な社会をつくりたい。今を生きる子どもたちの声を聴き、共に描き、つくっていきたい。

一見遠回りに見えるPIECESの取り組みを、たくさんの方に応援いただき、共に歩みを進めてこれたこと、本当に嬉しく心強く思っています。

2021年、みなさまにとってどんな一年だったでしょうか。PIECESを知って、関わってくださり、本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。


「寄付納め」しませんか?

現在PIECESでは寄付キャンペーンを行っています。

2022年の活動を共に進めていく仲間、PIECESメイト(毎月の継続寄付者)を150名募るキャンペーンです。

詳しくはこちら

ぜひこの機会に、仲間になってくださったら嬉しいです。

【CforC2021レポート】 子どもにとって「ありたい自分」になるために 〜願いや価値観に向き合うワーク〜

PIECESが行う、子どもが孤立しない地域をつくるプログラム「Citizenship for Chilfren」。今回はみつめるコースの第2回ゼミについてのnoteを投稿しました。

子どもに関わる上で「こういう大人になりたい」という願い。例えば地域のお節介おばちゃん的な自分、寄り添いながらただ話を聞いてあげる自分、良くないことをしたときは厳しく叱ってあげられる自分など、人によって様々な「なりたい自分」がいると思います。

しかしその一方で、「なりたい自分」とは、気付かずに「違う自分」になっていることもあります。今回は、「なりたい私」を阻害する「もう1人の私」について考えてみます。

【CforC2021レポート】想いを受け止め合う自己紹介〜オンラインで安全基地をつくる〜

Citizenship.png

PIECESが行う、子どもが孤立しない地域をつくるプログラム「Citizenship for Chilfren」。今回はみつめるコースの第1回ゼミについてのnoteを投稿しました。

オンラインだとオフラインよりもコミュニケーションが難しいと耳にしますが、やり方次第では全国に信頼できる仲間に出会うことができます。「オンラインなのにこんなに関係性ができると思わなかった」と修了生に言われるCforCではどんなことを考え、工夫をしているのか。ご興味のある方はぜひご覧ください。