PIECESでは2019年より、子どもや若者の孤立に関する政策提言を行っています。
2023年度は昨年から継続して代表理事小澤いぶきがこども家庭庁のアドバイザーを務め、子どもが尊厳を持つ一人の人として、権利が大切にされる仕組みと文化醸成へ貢献してきました。
2023年4月にこども基本法施行、12月にはこども大綱が閣議決定され、子どもの権利と尊厳が大切にされる社会が大きく動き出しています。子どもの声を聴くことが自治体で義務化され、子どもの権利を大人にも子どもにも周知することが明言されています。
12月に開設したこども家庭庁のこども向けホームページでは、「ぼく・わたしあるある」の記事の監修をPIECESが行いました。子どもたちが自分たちの権利を知り、安心して過ごすためのヒントにしてもらえるよう心がけています。
また、こどもや若者が国の制度や政策づくりに参画するための「こども若者★いけんぷらす」にも、こども若者の意見表明のサポートをするファシリテーターとしてPIECESのスタッフ2名が参画しています。
子どもの権利に関する講演や研修の依頼も増え、これまで以上に子どもの権利への関心が集まっていることを実感しています。今後も行政機関や企業、団体など様々な分野のみなさんと連携し、子どもの権利が大切にされる社会を育んでいきたいと思っています。